1,2ヶ月ほどフラッと旅に出たいという想いに駆られています。サワディカー!(こんにちは!)UjiYogaHouseの人Sachikoです。
バックパッカー歴の長い夫は旅でであう若者に「どこに行ってみたいですか?」と訊かれるとしゃれっ気まじりに「楽園」と答えるらしい。
「実際の有無は関係なしに、楽園ってどんなところのこと?」と夫に対して『質問魔』な私はすかさず質問。
「辛さや苦しみがあったとしても感じないところかな」と夫
なるほど、なるほど…辛いことや苦しいことが実際にないわけではなく、それを苦痛として感じないところというわけか…。
「結局さ、楽園って自分の内側にあるってことだよね」
実際に楽園だと思って作った場所だとしても、思い描いていたものと少しでも違えばそれは楽園ではなくなる。一時的にその場所を楽園だと思えたとしても、それは永遠に続くものではない。
裁縫が仕事の女性がある時針を落とした。とても大切な仕事道具の針。見つかるようにと女性は明るい外でとにかく探した。
そこに通りかかった人が家の前にいる女性に何をしているのか尋ねると、
女性「針落としてね。みつかるように明るいところでさがしているの」
通りがかりの人「いったい針はどこでおとしたんだい?」
女性「家の中だよ」
これはスワミジ(先生)がしてくれたお話。
私たちもこれと同じで自分の外側に答えを探しがち。小さな幸せを外から与えられても、与えれたモノが「当たり前」になって幸せではなくなってしまう。私たちの探しているものは実は外側にはなく、内側にあるんだよねー
自分自身の真実である『アートマン(真我)』に定まる賢者とは、不快なことや痛み、苦しみを感じはするが、それに引きずられることがない。
喜びや心地よい快楽も感じはするが、それに渇望することも、欲しがることもない。
むやみは切望や拒絶、恐れ、怒りから自由であり、ありのままである真実の自分こそが幸せの源であるといことを知る。それ故、自分以外の物事や状況に心を揺らすことがない。
とバカヴァッドギーターでクリシュナは説きます。
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夫が言う「楽園とは辛いことや苦しいことがあったとしても、それを苦痛と感じないところ」ということはこういうことなのだと私は思う。
やっぱり、楽園は内側にある。
でも内側という物質世界を越えたところにあるからこそ、辿り付きにくく、困難な故、この楽園を目指そうとするのは難しい。なぜならマインドは規律を嫌うから。
心の平穏を得るという状態があったとしても、それは状態であるからやはり「有限」
物質を超えるだけでなく、マインドを越えたところにこそ『楽園』はあるんだよな。きっと。
というのがヨガを勉強していない夫との今日の晩御飯のときの会話。夫との会話は私に刺激を与えてくれる。
タイのエラワンは楽園のイメージに近いよね
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