カラダの悩み解消

もともと開脚できない人もいる

股関節を開くのが苦手な人の骨格

大腿骨頭(太ももの骨の頭の部分)は大腿骨の長軸に対して前に約15-20°(文献上の標準角は8-20°)捻じれており[前捻角]と呼ばれます

この前捻角には個人差があり特徴を考慮したうえで動いていかないと痛める原因となります

15°程度の前捻角が股関節に最適なアライメントとされます

筋骨格系のキネシオロジーより

 

大腿骨のねじれが15°から大きく超えるねじれを過前捻(前捻角が強い)、明らかに角度が小さい場合を後捻といいます

筋骨格系のキネシオロジーより

図のBをみるとわかるように骨盤と大腿骨の赤い点がずれていますよね。

前捻角が強い人は骨盤の受け皿に対して大腿骨頭をしっかりおさめようとすると内また(内旋)になります。(図にある赤い点を合わせようとすると内またになりますね)

このことからもわかるように前捻角が強い人は股関節の内旋可動域があがり、外旋可動域は下がります。

ということはあぐらや合蹠(足の裏を合わせて膝を床に近づける)等、股関節を開く動作が苦手です

じゃあ無理やり開けばいいのかというとそうではありません。これは筋肉の問題ではなく骨格の問題だからです。無理やり股関節を開くと関節を痛めてしまします。努力どうこうでなく、個性です。

だからどれだけ180°開脚をしたくても骨格特性でできないこともあるといういうことを忘れずに

股関節を外旋させることが苦手ってことはトリコナアーサナ(三角のポーズ)でつま先を外に向けた時に不安定になる方もいるということ

インストラクターは参加者の身体の特性を理解したうえで指導できればいいけれど、大人数のグループレッスンのときはそうはいかないかもしれませんので自分で自分の特性をわかっていると安心ですね

※後捻の人は外旋が得意で内旋が苦手になります

前捻角簡易テスト

①膝をあげて、膝の位置を変えずに足を内側、外側に回してみましょう

膝より足が内側にくるときは股関節を外にまわしています
逆に膝より足が外側にくるときは股関節を内側にまわしています

②内外股関節が回旋した角度を比べる

股関節、内旋外旋の参考角度は45°
外旋の角度と内旋の角度が20°以上ちがうようなら(内旋の方が動きやすい)前捻角が強い可能性があります

あと、仰向けでリラックス(シャバアーサナ)しているときにつま先が内側に入っている人も前捻角が強い可能性があります

股関節を安定化させるために

前捻角が強い人は股関節外旋筋群が弱くなり骨盤と大腿骨の求心性が低くなります。

安定性を出すためにも股関節外旋筋群の運動を行いましょう

努力から足りないからポーズができないのではなく、もともとできない場合があることをお忘れなく。

自分の身体の個性を知って仲良く身体と付き合いましょう

利益は猫の保護団体に寄付します

▽チャリティーTシャツ販売中▽

ヨガを日常にしませんか?
介護予防・健康づくり・メンタルヘルス・ヨガ出張クラスお問合せください

Youtubeでヨガとセルフケア紹介しています

チェンネル登録すると便利です

LINE@友達追加してくださいね~

友だち追加

ココロとカラダのご機嫌を自然にとれるようになる
京都宇治 小さなヨガ&セルフケア教室 UjiYogaHouse

 **JR奈良線沿線・京都宇治・城陽でヨガ教室をお探しの方へ**
  女性限定・少人数制・初心者でも安心なヨガクラスです

Facebook⇒  www.facebook.com/ujiyogahouse
Instagram⇒ https://www.instagram.com/ujiyogahouse
Twitter ⇒  https://twitter.com/ujiyogahouse
Youtube ⇒ https://www.youtube.com/channel/UC3WQVHZHjUMj4PHFE_Cl9lg</a