【本・日々のこと】目標を叶えるためにまずやるべきたったこれだけのこと

こんにちは!UjiYogaHouseのSachikoです。

北海道にある旭山動物園が廃園の危機から復活を果たすときに、職員の人たちが書いた未来のスケッチ。

この話から、細部まで思い描けることは叶うのだと知りました。

実際に、その当時の私の未来の暮らしを絵にかいたところ数年後には叶っていました。これには自分でも驚き。

絵に描くということはもちろんのこと、具体的に文字にするということも目標を叶えるのに有効みたいです。

先日手帳講座に参加して、自分がワクワクすることを108個書きました。

すぐに叶いそうにない大きなことから、今日にもできる小さなことまで。

【関連記事】
【日々のこと】行動を変えて結果を変えよう(手帳講座に参加してきた)

あれから私のやりたいことリストには達成マークがたくさんついています。

↓この映画をみることもやりたいことリストのひとつでした↓
【日々のこと】映画「人生フルーツ」/死ぬこと生きること暮らすこと

■私たちはすぐれたGPS機能をもっている
絵に描いたり、文字にすることでなぜ目標が叶うのか…

こちらの本によると、網様体賦活系(通称RAS)の働きによるものだそうです。

RASは私たちが信じること、考えることだけに注意を集中し、信じると決めた道に向かうための情報だけをあつめて、それ以外の情報はすべて排除します。

目的地をハッキリきめることで、そこに向かって進んでいくという優れた機能が人には備わっているんだそうな。

そしてRASがチャンスをもたらしてくれるかどうかは、考え方しだい。

「痩せたい」と口にしても心の奥底では「そんなん無理や」と思っているとRASはチャンスをもたらしてくれません。

UjiYogaHouseでも「痛み」をとりたいときは「痛みにフォーカスしない」ようにお伝えしています。「痛み」に集中してしまうと、目的地がそこになってしまうからです。

「望むこと」だけを考えて、「望まないこと」は考えないようにすること。

これがポイント

■自分が何を望むのかを明らかにする
では、自分の望むものを手に入れるためにはどうすればいいのか。

まずは目的地をはっきりさせること。

目的がはっきりしていればしているほど、そこに向かう力は強くなる。(カーナビもちゃんと住所を入れたらそこまで連れてってくれますよね)

今の状態から「お金が…」「時間が…」「年齢が…」などと言い訳をして「絶対無理」って決めるんじゃなく、本当に自分が望むことはなんでしょう?

目標を「細かいことろまでくっきりと描く

スポーツクラブの社員時代に口酸っぱく言ってたことを思い出しました。「どんなお客様がきてどんな風に更衣室で着替えて、どのようにジムで運動するのか…。一挙手一投足までイメージできるくらい理想の店舗を思い描くんだよ!」って。←みんなに伝わっていたかは不明

そして目標を明確に細部まで思い描けたら、「絵に描く」「文字に書く」ということをする。(パソコンで打つよりも手書きの方が良い)

■「いつか」ではなく期限を決める
目標は行動できるように小さく切り分け、期限を決めます。

旅行前、仕事を終わらせる能力が驚異的にアップするように期限を決めることで能力もあがります。

期日までの達成できなければ、また決め直せばいいんです。

落ち込んで、落ち込んで…どうしようもないときも「落ち込む期日を決める」。何日まで落ち込んで、あとは次のことを考える。

■たったこれだけ…
目標を明確にし、細部に分け、紙に書き、期日を決める

まずはたったこれだけのことする。そうすると脳が目的地にむかうようにセットされる。

しかし、そうはいっても目標までの道のりは平たんではないことがほとんどです。

そんなときは…
・自己暗示と視覚化を活用する
・恐怖や不安は当たり前のこととして受け入れる
・数のゲームを楽しむ
・自分の本当の人生を取り戻す などなど…

詳しくは本をお読みください


今まで自分が考えていたことや、体感していたことが書かれている本でした。


やりたい!ことリストにあげていた八尾の Pranava Yoga+Ayurveda. にヨーガクラスを受けに行きました。

いつでもできるかもしれないけれど、永遠につづくものなんてないって知っていると「今」やらなきゃなーっておもうんですよね。

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【本のこと】あしたも、こはるびより。

映画『人生フルーツ』を観た友人から「さっちゃんを思い出した」と言われて、「そんな丁寧な暮らししてへんと思うけど…」と言いました。こんにちは、UjiYogaHouseの人Sachikoです。

※ちなみに映画は観ていません。想像で答えています。

そんなこともあって、「人生フルーツ」のつばたご夫妻の本に手を伸ばしました。

『あしたも、こはるびより。』つばた英子 つばたしゅういち

名古屋市近郊のニュータウンに建つ築35年の小さな平家。敷地内には、200坪のキッチンガーデンと30坪の雑木林。住宅街とは思えないほど緑の濃い一角が、英子さんとしゅういちさんの住まいです。
36年前に越してきてから、木を植え、家を建て、畑を耕して。60年近くも連れ添った二人はここで、自然と寄り添いながら穏やかに暮らしています。

ワンルームの丸太小屋とキッチンガーデン・雑木林。ここを終の棲家として暮らすしゅういちさんと英子さんの四季を記録した本です。

しゅういちさん(ひでこさんはしゅうたんと呼ぶ)は整理整頓がキッチリ。キッチンガーデンにはしゅういちさんが書いたいろいろな札が。英子さん(しゅういちさんも?)のうっかりを防止する工夫がたくさん。

キッチンガーデンと採れた旬のモノで創り出される料理。美味しいおもてなし。

おもてなしを受けた客人は後日、しゅういちさんから絵手紙が送られてくる。一緒に過ごした時間を思い出させてくれる素敵な絵手紙。

喧嘩らしい、喧嘩はしたことのない2人の手間暇かけた暮らしを見ていたら(読んでいたら)、もう胸が温かくなって…なんか目の奥が熱くなる。(泣くような場面はまったくありませんが、私は夫婦の話に弱いのです)

私もこんな風に年を重ねたいな。もっと丁寧に庭や畑を作って、きちんと料理して、、、、、2人で過ごす時間が彩鮮やかであるようにね。

こんなに丁寧な暮らしをしていなかったとしても、映画を観て私を思い出してくれた友人に感謝です。嬉しいよね。畑やってるからかな?(笑)

畑仕事をさぼっていたので、もういちど土づくりからやります!

そして「人生フルーツ」の映画を見に行きます!!

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【本のこと】それでもわたしは山に登る/田部井淳子

無料で本が借りられる図書館ってパラダイス!こんにちは、UjiYogaHouseの人Sachikoです。

今回もまた山の本。

『それでもわたしは山に登る』田部井淳子

世界で初めてエベレスト登頂を果たした女性。そして最期まで山を愛して登り続けた女性。

田部井 淳子(たべい じゅんこ、1939年9月22日 – 2016年10月20日)は、日本の登山家。女性として世界で初めて世界最高峰エベレストおよび七大陸最高峰への登頂に成功したことで知られる

この本は2章からなります、1章は田部井さんが山から学んだこと。2章は癌とわかってからの話。

頂上に立つことよりも、全員で帰ることの方が大事/偏らずにみる/疲れているときは間違えやすい/山に近道はない/山であっても都会であっても、今日一日が無事にすぎて家にかえれるという保障はどこにもない/どう思われているかにとらわれない…

大人数でパーティーを組んで頂上を目指す登山の中でみえてくる人間模様。命がかかっている登山の中で「登りたい」「みんなに良く思われたい」というエゴがどれほど危険なことか。

田部井さんが登山の中で学んできたことは、読んでいる者の日ごろの振る舞いを考えるきっかけをくれます。

第2章で描かれるガンが分かったあとの病気との向き合い方や、抗がん剤治療の真っただ中であっても尚山に登り続ける田部井さんの姿に心打たれます。

以前と同じように山を歩けなくても、そんなこと関係ない。ベッドで横になっているのも、しんどいけれど山に登るのも同じ1日。

抗がん剤の後半になると、手足のしびれ、むくみ、だるさ、ひざ裏の関節の痛みは増してきたが、それでもじっとすることなく、あえて毎週あるくことを心がけてきた。世界の知らないところを歩いてみたい、という思いがあったからだ。このまま、つらいよー、痛いよー、だるいよー、とベッドで寝て過ごせば、体は楽かもしれないが、気持ちが萎える。

「楽しみの貯金=精神の貯金は生きる力に直結している。自分の楽しみの貯金は自分でしかできない。」
「こういうことをしたい。こういう楽しみがある。だから生きる。それがシンプルに人というもの」

そんなことを吉本ばななさんが言っていたのを思い出した。

【関連記事】
【日々のこと】大切な人がこの世を去ったら自分に何が残るのか

田部井さんの場合も「世界の知らないところを歩いてみたい」という楽しみの貯金があったんだな。

そんなことを考えながらふと付けたワイドショーでみた、郷ひろみのイベントに参加するお姉さま方のイキイキした表情はまさに「楽しみの貯金」そのもの。(GOGOビンゴの景品で郷ひろみに甘い言葉をささやいてもらってましたよ)

山であれ、旅であれ、ひろみGOであれ…好きというものはすごいパワーを与えてくれるね。

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【ヨガ/本のこと】ハタヨーガプラディーピカー(ヨーガ根本教典)

こんにちは!UjiYogaHouseの人Sachikoです。

ようやく読みました。

『ヨーガ根本教典』佐保田鶴治

のハタヨーガプラディーピカーの部分。(ヨーガスートラはまだ読んでない)

ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』とは、ヨーガの一流派であるハタ・ヨーガの事実上の根本経典。16世紀-17世紀の行者スヴァートマーラーマによって書かれた。

ハタ・ヨーガの解説・行法が、詳細かつ体系的に記述されている。
(Wikipediaより)

佐保田先生と言えば、日本のヨーガ研究の第一人者ともいわれる方です。

宇治のお隣京都市伏見区に佐保田先生が開かれた道場があります。

【関連記事】
【ヨガ・本】ヨーガ入門*佐保田鶴治
【ヨガのこと】ヨーガ禅道院のヨーガクラスに参加してきた

ハタヨーガの経典とされるハタヨーガプラディーピカー。ハタヨーガが密教であることを感じさせる内容でした。

タントラは横糸=緯という意味でスートラ縦糸=経と二つで一つの織物を作り出していきます。スートラが顕れた教え=顕教とすると、タントラは、秘密の教え=密教です。

<ヨガの冥想/内藤景代>

古典ヨガ=ラージャヨガ「ヨーガスートラ」
タントラヨガ=ハタヨガ「ハタヨガプラディピカー」

タントラでは、古典ヨガと同じ座法で座っても、イメージの使い方が違います。五感を総動員し、内的感覚を高め、身体を小宇宙として、とぐろを巻いている龍の力=クンダリーニを目覚めさせて、体内の中心軸を上昇させます。そして、肉体を錬金術のるつぼと化すのです。

<ヨガの冥想/内藤景代>

だそうです。

ハタヨーガが密教であるということを踏まえて、佐保田先生の訳と解説を見てみましょう。

3.32[ケーチャリー・ムドラー]
舌を反転して頭蓋の穴に入れ、視線を眉間にすえる。これがケーチャリー・ムドラーである。

3.33
舌の舌小帯の部分を切断し、舌を二指ではさんで左右に振り動かし、牛の乳房をしぼるように舌を引き出すなどの方法で、舌を次第に長くして、しまいに舌がミケンに触れるほどになったならば、ケーチャリー・ムドラーは有効になる。

半年間続けていくと舌の根の薄い膜がなくなるそうです。そして舌を上にしまい込んだまま半秒でもいることができたなら、毒物から解放され、病と死と老衰をまぬがれるんだそうですって……………ねぇ。。。。。

密教は現世利益的で生命力に溢れた世界といわれていますので、このように体位や調息法やムドラーを練習することによって得られる効果が多々かかれていました。

「ほんまにこんなことやってええの??」と思うようなことには佐保田先生が現在では良しとされていないというような旨を記載くださっているので安心。

さて、ハタヨガというと身体を動かしてポーズ(アーサナ)をとることと現代では理解されていますが(厳密にはこれだけでなく、ポーズが目的でなく手段のひとつです)、その重要なポーズの数はいくつだと思いますか??めちゃくちゃたくさんあるように思えるのですが、主なポーズ(体位)の種類は84と計算されています。

アーサナ
プラーナーヤーマー
ムドラー

について順に語られた後、最後にラージャ・ヨーガについて語られています。

4.79
ラージャ・ヨーガを知らないで、もっぱらハタ・ヨーガだけを行ずる人たちのことを、われは、努力の効果を逸した人たちだというのである。

このハタヨーガの経典だけを行ずるのではないということですね。「これが最も優れている!他は違う!」と精神的な近眼にならないということがいかに重要かということだと思います。はい。

そのほかにも興味深い節がたくさんありますので、ぜひ読んでみてください。いやー衝撃でした…

佐保田先生の解説で時折見せる読み手に対するやさしさにグッときます。

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【本のこと】春を背負って/笹本稜平

相変わらず山の本を読んでしまいます。こんにちは!UjiYogaHouseの人Sachikoです。

『春を背負って』笹本稜平

先端技術者としての仕事に挫折した長嶺亨は、山小屋を営む父の訃報に接し、脱サラをして後を継ぐことを決意する。そんな亨の小屋を訪れるのは、ホームレスのゴロさん、自殺願望のOL、妻を亡くした老クライマー……。美しい自然に囲まれたその小屋には、悩める人々を再生する不思議な力があった。心癒される山岳小説の新境地。

山岳小説を連続して読んでいます。

【関連記事】
【本のこと】神々の山嶺/夢枕獏-この山岳小説は面白い!!!
【本のこと】灰色の北壁/真保裕一

【本】凍/沢木耕太郎*山好きな方はぜひ!

今まで読んだ山岳小説とは違い、今回の本は山小屋のお話。

山小屋を経営する主人公の亨と、山小屋を手伝うホームレスのゴロさん。そして山小屋に訪れる人々の人生模様。

山に登るということをメインに描かれているわけではなく、山を通して出会う人たちとの交流から生まれる物語がメインです。

山小屋の人たちはきっとこういう想いなんだろうなぁ…と思いながら読んでました。難しいお話ではないのであっという間に読めましたよ。

 

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私はガッツリ山岳小説の方が好みですが、ライトに読みたい方や日本の山や山小屋が好きな方におススメです。

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【本のこと】灰色の北壁/真保裕一

気に入ったら、そればっかり。バカのひとつおぼえ?!こんにちは!UjiYogaHouseのSachikoです。

先日山岳小説のことを熱弁しました。
【関連記事】
【本のこと】神々の山嶺/夢枕獏-この山岳小説は面白い!!!

「山岳小説ってやっぱり面白いやんかー!!!」となった私はやっぱり山岳小説読んでます。

『灰色の北壁』真保裕一

世界のクライマーから「ホワイト・タワー」と呼ばれ、恐れられた山がある。死と背中合わせの北壁を、たった一人で制覇した天才クライマー。その偉業に疑惑を投じる、一遍のノンフィクションに封印された真実とは……。
表題作の他に「黒部の羆」「雪の慰霊碑」を収録。新田次郎文学賞を受賞した山岳ミステリー集。

100ページほどの話が3話。どれも気負いなく読めます。

表題作の「灰色の北壁」は謎が明らかになってくるとスッキリすると同時に、人間の心に巣食う嫉妬やどうしようもない過去への後悔が表現されて切なくなりました。

お気に入りは「灰色の北壁」⇒「黒部の羆」⇒「雪の慰霊碑」の順。

前回に読んだ「神々の山嶺」が長編で読み応えがあったので少し物足りない気もしますが、短時間に読めるのですき間時間におススメです。

【こちらもおススメ】
【本】凍/沢木耕太郎*山好きな方はぜひ!

しかし、山岳小説にはロマンがあるなぁ


ますます、サガルマータ(エベレスト)を肉眼でみたくなってきたぞ!!

※写真はヒマラヤ山脈。エベレストではありません

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【本のこと】神々の山嶺/夢枕獏-この山岳小説は面白い!!!

山をみるだけでニンマリ。こんにちは!UjiYogaHouseの人Sachikoです。


↑やばいーーー!!!カッコイイ!!ネパールナガルコットから見たヒマラヤ山脈

ゴールデンウィークにタイを旅行したときに読んだ本のご紹介

『神々の山嶺』夢枕獏

すんごい有名ですよね?漫画にもなってるし、映画にもなってる。

でも今まで手が出なかったんです…なぜなら…

ちょい分厚い。そして上下巻。

この本に向き合える時間を取れるのかどうかがわからずに、ここまで(どこまで?)きたのです。

しかーし。旅の醍醐味はたっぷりの時間。ならば読書!ってことでよみましたよ。

※もうそろそろkindleにせな移動のとき重いよね。(しかし紙をめくる感覚がないと寂しい)

書き終わって、体内に残っているいるものは、もう、ない。
全部、書いた。
全部、吐き出した。
力およばずといったところも、ない。全てに力がおよんでいる。
<中略>
直球。力いっぱい根限りのストレート。
もう、山の話は、二度と書けないだろう。
これが、最初で最後だ。
それだけのものを書いてしまったのである。
これだけの山岳小説は、もう、おそらく出ないであろう。
それに、誰でも書けるというものではない。
どうだ、まいったか。

1997年4月某日小田原にて

……………

………まいりました!!!

カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は古いコダックを手に入れる。そのカメラはジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうか、という登攀史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。
カメラの過去を追って、深町はその男と邂逅する。羽生丈二。伝説の孤高の単独登攀者。羽生がカトマンドゥで目指すものは?

この小説はフィクションですが至る所に実話がちりばめられていて、登山界の謎に迫る非常にワクワクする作品です。

伝説の孤高の単独登攀者・羽生丈二は「森田勝」、登場人物の長谷常雄は「長谷川恒夫」がモデルになっていると言われています。

実際の森田勝と長谷川恒夫のエピソードをみればまさしく小説とリンクしています。

そして、エヴェレスト初登頂は誰だったのか???という最大の謎に迫っているのが実に面白い。

エヴェレストの初登頂は1953年とされていますが、それより30年近く前にイギリスの登山家ジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンが、既にエヴェレストを登頂している可能性があるといわれています。

2人は頂上にアタック後、帰らぬ人になりましたが、それがいったい登頂前だったのか?登頂後だったのか?謎は深まるばかり…

しかーし、神々の山嶺が発売され文庫本になろうというそのとき…1999年にマロリーの遺体が頂上近くで発見されたのです。そこにあった遺留品の中には携帯していたはずのカメラ(小説の中にも出てくる)がなかったのです。登頂していたのなら、きっと写真はとっているはず。しかし…カメラはない…登頂したのかどうかは未だわかっていないのです。(実話)

というわけで、小説が発表された後にマロリーの遺体がみつかったのため、文庫本の結末は当初のものから必要最小限書きかえられています。

いやー、ロマンですね。

↑ネパール・カトマンドゥ・タメル

上下巻とも引き込まれるように読んでしまい、読了後は寂しささえ覚えてました。

もっともっと、羽生丈二の挑戦をみていたかった…

さて、山岳小説と言えばノンフィクションの「凍」を以前おススメしました。

【関連記事】
【本】凍/沢木耕太郎*山好きな方はぜひ!

「凍」に加えて、「神々の山嶺」もとっておススメです!(今更感が否めないですが…笑)

↑ネパールサランコットから見たマチャプチュレ。

次はエベレスト(ネパール名サガルマータ:大空の頭)を肉眼で見てみたい。そして「ビガールサーーーーーン!(羽生の別名)」と叫びたい。

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【本/ヨガのこと】手をつなげば、あたたかい

星形のピノ(←アイス)が出て、ごきげん!!こんにちは!UjiYogaHouseの人Sachikoです。

2年前のウパーサナサンガに参加したときにsita先生が紹介されていて読んだ本。

『手をつなげば、あたたかい。/山元加津子』

今年のウパーサナサンガでも紹介されたのでもう一度読み返してみました。

【関連記事】ウパーサナサンガって何やねん?って方はこちら↓
【ヨガのこと】ヨーガって何のためにするのか?(メモ書き)

ヨーガの方ではないのですが、まさしく私たちが学んでいるヨーガのヴェーダンタの世界観。

ウパーサナサンガの2日目の参加の朝に読んだので、ヨーガの教えとよりリンクして電車の中で泣いてました。(コッソリ泣いたつもり)

小さい頃から自然のいろいろなことが不思議でならなかったかっこちゃん(山元加津子さん) 。
花を見ても、虫を見ても、自分自身も、どうして何もかもがこんなにうまくできているのだろう? 考え事が大好きで、大人になってもずっとずっと考え続け、ある日あることをひらめいたのです。

<宇宙の約束の世界HPより>

自分の頭で考えてこうしたことに辿りつくというのは本当に素晴らしいですね。(上から目線ちゃいますよ!)

実際に読んでいただくのが一番なのですが、般若心経の心訳をご紹介させてください。

この言葉だけでなく、どうやってここまで至ったのかまで知ることができるのでぜひ本を読んでほしいな。

宇宙(そら)の約束  (「般若心経」山元加津子心訳) 


自分の身体のその奥に

確かに確かに座っている
大きな宇宙の約束が
いつもいつもささやいている

いつかいい日の明日のために、いつもいつもささやいている


忘れないでね

大切なのは
心の目と心の耳をすますこと、そして自分を信じること


むかしむかしのことでした

心の目と心の耳をすましたある人が
宇宙の約束とつながって
本当のことに気がついた

すべてのものは どれもみんな その約束からできている


約束は 目にも見えず 重さもなくて

あるのかないのかわからないけど
でも
宇宙の何もかもが 

この約束からできている

「いいことに気がついちゃった」と 
その人は
苦しまなくてもいいんだなあ、悩まなくてもいいんだなあと
とてもうれしくなりました


宇宙に散らばっている

たくさんのつぶつぶは
約束のもとにあらわれて
海を作り 山を作り 花を作り
人を作る


約束は 目にも見えず 重さも持っていないけど

風をそよがせ 雨を降らせ 
ときには星を輝かせる


誰かと誰かを出会わせて 

誰かと何かを出会わせて
涙や笑顔を作り出す


私とあなた

あなたとお花
お花と 石ころ
みんな同じ
同じものでできている
違うのは
だれもが持ってる約束の
私が私である場所(とこ)や
花が花である場所(とこ)に
光があたっただけのこと
スイッチが入っただけのこと


あなたは

私だったかもしれないし
私はもしかしたら
庭に咲くたんぽぽや
降る雪だったかもしれないね


約束は私を作り

私の中に宇宙の約束が座っている
すべてのものが 約束の中にあり
約束は すべてのものの中にある


でもね

忘れちゃいけないの

約束には無駄がなく
必要なものだけを
いつもちゃんと作ってる

花がそこに咲くことは
それが大切だという証(あかし)
私がここにあることは
それが必要だという証(あかし)


宇宙の約束とつながって

過去と今
今と未来
すべてのことを
見渡すことができたとき
きっときっとわかること


すべてのことは

いつもいつも
いつかのいい日のためにある


うれしいことも 悲しいことも

きれいなことも 汚れたことも
増えることも 減ることも
その約束の現れだけど
現れているすべてのことが
いつかのいい日のためにある


だから思うの

生きていると
いろんなことが あるけれど


楽しいことも苦しいこと

悲しいこともうれしいこと
雨や 雪や 月の光が
空から降ってくるように
手をひろげて受けとめていけばいいんだね


怖がらなくてもいいんだよ、悲しまなくてもいいんだよ

だってすべてがだいじょうぶ
すべてがみんなだいじょうぶ


揺れる、歌う、踊る、祈る……

跳ねる、描く、回る、思う……
約束とつながっていく方法はいつも私の中にある
揺れて踊って、飛んで思って心の目と心の耳が開いてく
そして本当のことを知る


さあ明日へ歩きだそう

大切なのは
心の目と心の耳をすますこと
そして自分を信じること


花が咲くように 雪が舞うように

月が照るように あなたといたい


鳥が飛ぶように 風が吹くように

海が歌うように あなたといたい


広い宇宙の中で 長い時間の中で

あなたと出会えたこと
きっときっと宝物


星があるように 山があるように

空があるように あなたといたい  


(「手をつなげば、あたたかい。」)

 

最後はいつもうれしいこと。きっとそうなんだ。

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【本】13歳は二度あるか*吉本隆明

本を読むスピードってどうやったら速くなるんでしょうね。こんにちは!UjiYogaHouseの人Sachikoです。

『13歳は二度あるか 「現在を生きる自分」を考える』吉本隆明

詩人、評論家、思想家の吉本隆明さんの中学生に向けた本です。

吉本隆明さんを知らなくても吉本ばななさんは知っているという方もいるのでは?そう。吉本ばななさんのお父さんです。

日本の言論界を長年リードし、「戦後最大の思想家」と呼ばれている吉本隆明さんの本は私には難しすぎて読めないモノもあるのですが、これは本当にわかりやすい!(なにせ中学生むけだから)

大切なのは今の時代のすがたを自分で判断ことー
それが間違っていてもかまいません。いつも世の中の動きを見て、考えて、自分なりの理解を持っておく。
そうすれば、何か大きな変化が起こっても、少なくとも敗戦のときのぼくのように、途方にくれて何が何だかわからなくなるということにはならないのではないでしょうか。

自分で考えることの大切さと考える切り口を与えてくれる本。

中学生の時にこれを読んで、世の中の動きを自分なりの捉える練習をしておけばよかったな。今からでも遅くないか…。しかし、中学生のときにこの本を手に取り、理解して、行動を起こせていたとしたら私はかなりインテリだな。(実際は違う)

私自身が若い頃からしっておくべきことのひとつと考えていることの一つに「Having」=持っているモノと「Being」=存在そのものを一緒にしないということがあります。

『社会的な役割を生きる自分=「社会的な個人」と性格や内面を含めた個人としての自分=「個人としての個人」をきちんとわけておくこと』と吉本隆明さんはいいます。

社会の中で役割としてしなければならないことこ、一人の人間としての生活は、別のものです。ですから、役割の中で評価されなかったり、傷つくことがあったとしても、あなたの人間としての価値が傷つくわけではないのです。
このことを若いときから理解しておくと、これからの人生の中で不必要に傷ついたり、自分にできないことを他人に要求したりということが少なくてすむと思います。

そうなの。あなた自身が何かができなかったり、周りの人の期待に応えられなかったと感じとしてもその時に必要な「Having」を持っていなかっただけで、それはあなたの存在そのもの「Being」を傷つけるものじゃないんですよ。

そうやってわけて考えると必要以上に自分を傷つけることはない。(反省することや、見返すことは大切でも必要以上に傷つく必要はどこにもないんですよー)

こういった社会とどういう風にかかわっていくかということや、宗教とは国家とはなにか、犯罪と死、戦争についてなど一見難しくなりそうなことを、わかりやすく書いてあります。

自分で考えるということが苦手だな…という方は大人になってから読んでもとても面白いし、今までも深く考えてきたという方は、難しい内容をかみ砕いて話すときの切り口として読むのもいいかな。

難しい話を難しく言うことよりも、簡単に話すことの方が何倍もすごいことだと思います。

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集団の中でサボっている人を見つけたときの対処法が素晴らしい!と個人的に感動しました。

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【本】『山女日記*湊かなえ』と山の思い出

今年は1ヶ月に3冊本を読もうと新年に立てた目標をはや2か月目にして破ってしまいました。こんにちは、UjiYogaHouseの人Sachikoです。

会社員時代はもっぱら移動中に本を読んでいたのですが、今となっては移動することもほぼなく…家にいるとついついパソコン作業をしてしまい読みたい本が積まれていく。。。…という言い訳。読んでも読まなくてもいいんだけど、読書すると「やっぱり本を読むのはいいな」と感じます。

『山女日記(やまおんなにっき)/湊かなえ』

湊かなえさんの本を読むのは初めて。近頃は小説を読むことが以前よりも少なくなっていたのですが、題名に惹かれて読みました。

私、山ガールだったんです!

…っていうか山ガールって死語?今は「ガール」って歳でもないけれど、山に頻繁に登っていたときは確かにガールでした。

こんなはずではなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫からの切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。…真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ?誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見出していく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長編。

様々な想いを抱えて山を登る女性たちの話が短編のように描かれているけれど、すこしずつ絡み合ってひとつの小説になっています。

妙高山、火打山、槍ヶ岳、利尻山、白馬岳、金時山、トンガリロ、涸沢(カラフェス)。魅力的な山々。

私が山を好きになったのは山を走り始めたのがきっかけでした

↑懐かしすぎる………8年くらい前

京都の山を走っていた私が登山に踏み出すきっかけになったのが小説に出てくる「カラサワフェスティバル」。1人でツアーに参加して、涸沢カールの会場で先についているお友達と合流。(友達とは会場でだけ一緒)

日本でもこんなキレイな景色にであえるのか!と感動して山に登るようになりました。


弾丸日帰りで長野まで行って登ったけどガスってて何もみえなかったり…


富士山に登頂したものの…酷い高山病でもう二度と登らないと誓ったり…


長野出張の際には山道具を持参して隙あらば登りにいったり…(この写真もガスってる…)

まぁとにかくいろんな思いでがあります。

黙って歩いていると、自分の世界に入り込む。そこで自然と頭の中に浮き上がってくるのは、その時に心の大半を占めている問題だ。自分の足で一歩一歩進んでいると、人生だって、自分の足で進んでいかなければならないものだと、日常生活の中では目を逸らしていた問題についても、まっすぐ向き合わなければならない気がしてくる。

応援してくれる人がいても、手を差し伸べてくれる人がいても、結局は自分の足で歩かなければ頂上にはたどり着くことができない。「誰が」ではなく「自分で」歩くしかない。立ち止まるのも、戻るのも、進むのも全部自分次第。人生も同じだよな。

山を走ったり歩いたりしているときによく考えていたことを思い出させてくれました。

最近は里山歩きが多いので、普段とは違う景色を見せてくれる山に今年は登ろうかな。

山を登ったことがある人なら山の描写に胸を躍らせ、登ったことがない人も彼女たちの抱える想いに共感できる内容。重くなく、気軽に読める本でした。

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