【本のこと】窓ぎわのトットちゃん

日本のドラマはほぼみませんが、海外ドラマはビックリするくらい見ています。こんにちは!UjiYogaHouseのSachikoです。

日本のドラマはあまり見ないといいながら2017年秋は昼ドラにどっぷりはまっていました。

黒柳徹子さんの半生を描いた「トットちゃん」


テレビ朝日HPよりお借りしました

昼12時から「徹子の部屋」があってその直後に「トットちゃん」

ということで「徹子(トット)の前は、徹子。徹子のあとは、徹子(トット)」

このドラマが終わったあとに「トットちゃんロス」になった私。

トットロス解消のためにトットちゃん本を読みました。

「窓ぎわのトットちゃん」黒柳徹子

ドラマを見る前から大ベストセラーということは知ってました。しかしどうも手が伸びなかった。

なんやったら「長くつ下のピッピ」とごっちゃになってた。

「きみは、ほんとうは、いい子なんだよ!」小林宗作先生は、トットちゃんを見かけると、いつもそういった。
「そうです。私は、いい子です!」
そのたびにトットちゃんはニッコリとして、とびはねながら答えた。

トモエ学園のユニークな教育とそこに学ぶ子供たちをいきいきと描いた感動の名作。

トットちゃんのドラマをみていたので、トモエ学園時代のおはなしのエピソードはいくつかでてきていました。

最初の小学校では手が終ないと退学になったトットちゃん。(トットちゃんは自分が退学になったことを知ったのは大人になってから)

初めてトモエ学園に足を踏み入れた日の事。「この学校の生徒になりたい!」というトットちゃんに校長先生の小林宗作先生は「きみの話したこと全部お話してごらん」と言いました。

トットちゃんは嬉しくてあれもこれも…すべて話し終わったときに「じゃ、これで、君はこの学校の生徒だよ」と大きな手を頭にのせていったのです。トットちゃんが話し始めてから4時間がたっていました。

このお話からもわかるように、小林宗作先生は子どもを型にはめるのではなく、個人の「いい性質」を見つけのばしていくことで個性の光る人に育てようとされていました。

トモエ学園で過ごすトットちゃんやその仲間たちのエピソードの中に小林宗作先生の想いがたくさんつまっています。

『校長先生が、自分のしたことを、怒らないで、自分のことを信頼してくれて、ちゃんとした人格をもった人間としてあつかってくれた』ということがあったんだけど、そんな難しいことは、トットちゃんには、まだわからなかった。


残念なことに物語は後半に進むにつれて、戦争の色が濃くなってきます。

テレビで見る天真爛漫な黒柳徹子さんの土台を知るとともに、こんな子供時代を過ごしていなくてもいつまでたっても「sence of wonder」(ワクワクする心、神秘さに気が付く心)を忘れないでおきたいと思わせてくれる本です。

題名である「窓ぎわ」は「窓ぎわ族」(日本の企業や団体の職場において閑職に追いやられた、主に中高年の社員・職員を指す言葉)と同じ意味でつかわれていたことに驚きました。

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【本のこと】青春を山に賭けて/植村直己

あまりにも涙もろくなってきたので「年かなぁ」と呟いています。こんにちは!UjiYogaHouseの人、Sachikoです。

先日兵庫県豊岡市にある「植村直己冒険館」に行ってきました。

 

植村直己
1941年(昭和16年)、兵庫県生まれ。明治大卒。日本人初のエベレスト登頂をふくめ、世界で初めて五大陸最高峰に登頂する。南極を犬ぞりで横断することを目標に、72~73年地球最北端の村シオラパルクにて極地トレーニング。76年には2年がかりで北極圏1万2000キロの単独犬ぞり旅を達成、78年には犬ぞりでの北極点単独行とグリーンランド縦断に成功。その偉業に対し菊池寛賞、英国のバラ―・イン・スポーツ賞が贈られた。南極大陸犬ぞりの横断を夢にしたまま、84年2月、北米マッキンリーに冬期単独登頂後、消息を絶った。国民栄養賞受賞。


冒険館に行くと最初に16分間の植村直己さんの紹介映像をみるのですが、私はこの16分で号泣。

その後も展示物を見て涙腺をゆるめ、展示が終わるころにはすっかりファンになっていました。(植村直己さんの存在自体は知っていましたし、著書もチェックしてたんですけどね)

で、さっそく読みました

『青春を山に賭けて』植村直己

植村直己さんがどのようにして登山を始めるに至ったのか、そして冒険に向かったのか。

エベレスト登山や五大陸最高峰登頂、アマゾン川のいかだ下りなどがかかれています。

死に面しているであろう場面も重々しくなく書かれているので、さらっと読めてしまうのですがよくよく考えてみると「とんでもないこと」なんですよね。

「とんでもないこと」なんだけど、きっと植村直己さんは終わった後はその状況も楽しんでしまうんじゃないかな。人柄が溢れている文章。

この本を読む前に、植村直己さんのドキュメンタリーを見ているので(冒険館で見たものとは別で)より楽しめました。

エベレストに登頂したときのおはなしなんて、本当に感動的なんですよ!!!しかし、本にはそんなことがこれっぽっちもかかれてない(笑)植村直己さん本人は自分のことを凄いと思っておらず、常に周りの方への感謝の気持ちをもっているからそういう書き方になったのかな…と想像してます。

植村直己さんの人柄を知ってから読むもよし、読んでから人柄を知るもよし。

どちらからでも楽しめます。

冒険館でもらった栞。

『あきらめないこと、どんなときでも決してあきらめないこと』

私には考えられないような思考や行動力の持ち主なんだけど、その姿からたくさん勇気をもらえます。


↑冒険館の体験コーナーにて

今回わざわざ植村直己さんの本を買いにいった私に夫は「植村直己の本、家にあるやろ?」と夫。

「本棚探したけど植村直己の本なんて家にない!」と言いきっていましたが…

本棚に並んでました。(夫と本棚は共有です)

私の目は節穴か…

次はこれを読もう!

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【本のこと】いのちの輝き

こんにちは!UjiYogaHouseのSachikoです。

自分のカラダや心には「良くなろう」とする力があって、私は私がその力を発揮できるように環境を整えてあげたいと思っています。

この本はその気持ちを後押ししてくれるような本でした。

『いのちの輝き フルフォード博士が語る自然治癒力

現代西洋医学では、解決できないことがある。 アメリカで、半世紀にわたり何千何万の患者を治療してきた伝説のヒーラー(治 癒者)が初めて語る、その驚異の手技、深遠なる生命観、そして正しい呼吸法 やストレッチングなどの実践ノウハウ。 自分のなかに眠っている自然を目覚めさせ、 からだの声に耳を傾けることから、私たちは変わっていける。

オステオパシーとは何かからこの本は始まります。オステオパシーは人間をたくさんの「からだ」が集まってできていると考えているそうです。「血管のからだ」「神経系のからだ」「筋肉系のからだ」………それがすべてにつながっている、どれかひとつでもバランスを崩しても健康は維持できない。

オステオパシーはホリスティック(全体論的)な方法を好むのです。

まさしく、私も人間は肉体の中で細かくバランスを保っている、そのバランスが崩れることで症状が現れるのだから、自分で自分のことを微細なところまで感じていくことが健康に繋がると考えています。

そして、そのバランスは肉体だけにとどまらず、周りの社会や自然、宇宙ともバランスを保っているんです。(この本でも「宇宙のしくみと人体」の関係が書かれています。)

健康法の実践として、呼吸や瞑想、ストレッチが記載され簡単に始められます。…というか「ヨガっ!!!ヨガやろっ!!!」って思わせてくれます。

やっぱり、自分には「良くなろう」とする力があるんだなーと思わせてくれるし、感情が自分のカラダに与える影響に関しても納得させてもらえます。

 

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【本・日々のこと】目標を叶えるためにまずやるべきたったこれだけのこと

こんにちは!UjiYogaHouseのSachikoです。

北海道にある旭山動物園が廃園の危機から復活を果たすときに、職員の人たちが書いた未来のスケッチ。

この話から、細部まで思い描けることは叶うのだと知りました。

実際に、その当時の私の未来の暮らしを絵にかいたところ数年後には叶っていました。これには自分でも驚き。

絵に描くということはもちろんのこと、具体的に文字にするということも目標を叶えるのに有効みたいです。

先日手帳講座に参加して、自分がワクワクすることを108個書きました。

すぐに叶いそうにない大きなことから、今日にもできる小さなことまで。

【関連記事】
【日々のこと】行動を変えて結果を変えよう(手帳講座に参加してきた)

あれから私のやりたいことリストには達成マークがたくさんついています。

↓この映画をみることもやりたいことリストのひとつでした↓
【日々のこと】映画「人生フルーツ」/死ぬこと生きること暮らすこと

■私たちはすぐれたGPS機能をもっている
絵に描いたり、文字にすることでなぜ目標が叶うのか…

こちらの本によると、網様体賦活系(通称RAS)の働きによるものだそうです。

RASは私たちが信じること、考えることだけに注意を集中し、信じると決めた道に向かうための情報だけをあつめて、それ以外の情報はすべて排除します。

目的地をハッキリきめることで、そこに向かって進んでいくという優れた機能が人には備わっているんだそうな。

そしてRASがチャンスをもたらしてくれるかどうかは、考え方しだい。

「痩せたい」と口にしても心の奥底では「そんなん無理や」と思っているとRASはチャンスをもたらしてくれません。

UjiYogaHouseでも「痛み」をとりたいときは「痛みにフォーカスしない」ようにお伝えしています。「痛み」に集中してしまうと、目的地がそこになってしまうからです。

「望むこと」だけを考えて、「望まないこと」は考えないようにすること。

これがポイント

■自分が何を望むのかを明らかにする
では、自分の望むものを手に入れるためにはどうすればいいのか。

まずは目的地をはっきりさせること。

目的がはっきりしていればしているほど、そこに向かう力は強くなる。(カーナビもちゃんと住所を入れたらそこまで連れてってくれますよね)

今の状態から「お金が…」「時間が…」「年齢が…」などと言い訳をして「絶対無理」って決めるんじゃなく、本当に自分が望むことはなんでしょう?

目標を「細かいことろまでくっきりと描く

スポーツクラブの社員時代に口酸っぱく言ってたことを思い出しました。「どんなお客様がきてどんな風に更衣室で着替えて、どのようにジムで運動するのか…。一挙手一投足までイメージできるくらい理想の店舗を思い描くんだよ!」って。←みんなに伝わっていたかは不明

そして目標を明確に細部まで思い描けたら、「絵に描く」「文字に書く」ということをする。(パソコンで打つよりも手書きの方が良い)

■「いつか」ではなく期限を決める
目標は行動できるように小さく切り分け、期限を決めます。

旅行前、仕事を終わらせる能力が驚異的にアップするように期限を決めることで能力もあがります。

期日までの達成できなければ、また決め直せばいいんです。

落ち込んで、落ち込んで…どうしようもないときも「落ち込む期日を決める」。何日まで落ち込んで、あとは次のことを考える。

■たったこれだけ…
目標を明確にし、細部に分け、紙に書き、期日を決める

まずはたったこれだけのことする。そうすると脳が目的地にむかうようにセットされる。

しかし、そうはいっても目標までの道のりは平たんではないことがほとんどです。

そんなときは…
・自己暗示と視覚化を活用する
・恐怖や不安は当たり前のこととして受け入れる
・数のゲームを楽しむ
・自分の本当の人生を取り戻す などなど…

詳しくは本をお読みください


今まで自分が考えていたことや、体感していたことが書かれている本でした。


やりたい!ことリストにあげていた八尾の Pranava Yoga+Ayurveda. にヨーガクラスを受けに行きました。

いつでもできるかもしれないけれど、永遠につづくものなんてないって知っていると「今」やらなきゃなーっておもうんですよね。

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【本のこと】あしたも、こはるびより。

映画『人生フルーツ』を観た友人から「さっちゃんを思い出した」と言われて、「そんな丁寧な暮らししてへんと思うけど…」と言いました。こんにちは、UjiYogaHouseの人Sachikoです。

※ちなみに映画は観ていません。想像で答えています。

そんなこともあって、「人生フルーツ」のつばたご夫妻の本に手を伸ばしました。

『あしたも、こはるびより。』つばた英子 つばたしゅういち

名古屋市近郊のニュータウンに建つ築35年の小さな平家。敷地内には、200坪のキッチンガーデンと30坪の雑木林。住宅街とは思えないほど緑の濃い一角が、英子さんとしゅういちさんの住まいです。
36年前に越してきてから、木を植え、家を建て、畑を耕して。60年近くも連れ添った二人はここで、自然と寄り添いながら穏やかに暮らしています。

ワンルームの丸太小屋とキッチンガーデン・雑木林。ここを終の棲家として暮らすしゅういちさんと英子さんの四季を記録した本です。

しゅういちさん(ひでこさんはしゅうたんと呼ぶ)は整理整頓がキッチリ。キッチンガーデンにはしゅういちさんが書いたいろいろな札が。英子さん(しゅういちさんも?)のうっかりを防止する工夫がたくさん。

キッチンガーデンと採れた旬のモノで創り出される料理。美味しいおもてなし。

おもてなしを受けた客人は後日、しゅういちさんから絵手紙が送られてくる。一緒に過ごした時間を思い出させてくれる素敵な絵手紙。

喧嘩らしい、喧嘩はしたことのない2人の手間暇かけた暮らしを見ていたら(読んでいたら)、もう胸が温かくなって…なんか目の奥が熱くなる。(泣くような場面はまったくありませんが、私は夫婦の話に弱いのです)

私もこんな風に年を重ねたいな。もっと丁寧に庭や畑を作って、きちんと料理して、、、、、2人で過ごす時間が彩鮮やかであるようにね。

こんなに丁寧な暮らしをしていなかったとしても、映画を観て私を思い出してくれた友人に感謝です。嬉しいよね。畑やってるからかな?(笑)

畑仕事をさぼっていたので、もういちど土づくりからやります!

そして「人生フルーツ」の映画を見に行きます!!

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【本のこと】それでもわたしは山に登る/田部井淳子

無料で本が借りられる図書館ってパラダイス!こんにちは、UjiYogaHouseの人Sachikoです。

今回もまた山の本。

『それでもわたしは山に登る』田部井淳子

世界で初めてエベレスト登頂を果たした女性。そして最期まで山を愛して登り続けた女性。

田部井 淳子(たべい じゅんこ、1939年9月22日 – 2016年10月20日)は、日本の登山家。女性として世界で初めて世界最高峰エベレストおよび七大陸最高峰への登頂に成功したことで知られる

この本は2章からなります、1章は田部井さんが山から学んだこと。2章は癌とわかってからの話。

頂上に立つことよりも、全員で帰ることの方が大事/偏らずにみる/疲れているときは間違えやすい/山に近道はない/山であっても都会であっても、今日一日が無事にすぎて家にかえれるという保障はどこにもない/どう思われているかにとらわれない…

大人数でパーティーを組んで頂上を目指す登山の中でみえてくる人間模様。命がかかっている登山の中で「登りたい」「みんなに良く思われたい」というエゴがどれほど危険なことか。

田部井さんが登山の中で学んできたことは、読んでいる者の日ごろの振る舞いを考えるきっかけをくれます。

第2章で描かれるガンが分かったあとの病気との向き合い方や、抗がん剤治療の真っただ中であっても尚山に登り続ける田部井さんの姿に心打たれます。

以前と同じように山を歩けなくても、そんなこと関係ない。ベッドで横になっているのも、しんどいけれど山に登るのも同じ1日。

抗がん剤の後半になると、手足のしびれ、むくみ、だるさ、ひざ裏の関節の痛みは増してきたが、それでもじっとすることなく、あえて毎週あるくことを心がけてきた。世界の知らないところを歩いてみたい、という思いがあったからだ。このまま、つらいよー、痛いよー、だるいよー、とベッドで寝て過ごせば、体は楽かもしれないが、気持ちが萎える。

「楽しみの貯金=精神の貯金は生きる力に直結している。自分の楽しみの貯金は自分でしかできない。」
「こういうことをしたい。こういう楽しみがある。だから生きる。それがシンプルに人というもの」

そんなことを吉本ばななさんが言っていたのを思い出した。

【関連記事】
【日々のこと】大切な人がこの世を去ったら自分に何が残るのか

田部井さんの場合も「世界の知らないところを歩いてみたい」という楽しみの貯金があったんだな。

そんなことを考えながらふと付けたワイドショーでみた、郷ひろみのイベントに参加するお姉さま方のイキイキした表情はまさに「楽しみの貯金」そのもの。(GOGOビンゴの景品で郷ひろみに甘い言葉をささやいてもらってましたよ)

山であれ、旅であれ、ひろみGOであれ…好きというものはすごいパワーを与えてくれるね。

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【ヨガ/本のこと】ハタヨーガプラディーピカー(ヨーガ根本教典)

こんにちは!UjiYogaHouseの人Sachikoです。

ようやく読みました。

『ヨーガ根本教典』佐保田鶴治

のハタヨーガプラディーピカーの部分。(ヨーガスートラはまだ読んでない)

ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』とは、ヨーガの一流派であるハタ・ヨーガの事実上の根本経典。16世紀-17世紀の行者スヴァートマーラーマによって書かれた。

ハタ・ヨーガの解説・行法が、詳細かつ体系的に記述されている。
(Wikipediaより)

佐保田先生と言えば、日本のヨーガ研究の第一人者ともいわれる方です。

宇治のお隣京都市伏見区に佐保田先生が開かれた道場があります。

【関連記事】
【ヨガ・本】ヨーガ入門*佐保田鶴治
【ヨガのこと】ヨーガ禅道院のヨーガクラスに参加してきた

ハタヨーガの経典とされるハタヨーガプラディーピカー。ハタヨーガが密教であることを感じさせる内容でした。

タントラは横糸=緯という意味でスートラ縦糸=経と二つで一つの織物を作り出していきます。スートラが顕れた教え=顕教とすると、タントラは、秘密の教え=密教です。

<ヨガの冥想/内藤景代>

古典ヨガ=ラージャヨガ「ヨーガスートラ」
タントラヨガ=ハタヨガ「ハタヨガプラディピカー」

タントラでは、古典ヨガと同じ座法で座っても、イメージの使い方が違います。五感を総動員し、内的感覚を高め、身体を小宇宙として、とぐろを巻いている龍の力=クンダリーニを目覚めさせて、体内の中心軸を上昇させます。そして、肉体を錬金術のるつぼと化すのです。

<ヨガの冥想/内藤景代>

だそうです。

ハタヨーガが密教であるということを踏まえて、佐保田先生の訳と解説を見てみましょう。

3.32[ケーチャリー・ムドラー]
舌を反転して頭蓋の穴に入れ、視線を眉間にすえる。これがケーチャリー・ムドラーである。

3.33
舌の舌小帯の部分を切断し、舌を二指ではさんで左右に振り動かし、牛の乳房をしぼるように舌を引き出すなどの方法で、舌を次第に長くして、しまいに舌がミケンに触れるほどになったならば、ケーチャリー・ムドラーは有効になる。

半年間続けていくと舌の根の薄い膜がなくなるそうです。そして舌を上にしまい込んだまま半秒でもいることができたなら、毒物から解放され、病と死と老衰をまぬがれるんだそうですって……………ねぇ。。。。。

密教は現世利益的で生命力に溢れた世界といわれていますので、このように体位や調息法やムドラーを練習することによって得られる効果が多々かかれていました。

「ほんまにこんなことやってええの??」と思うようなことには佐保田先生が現在では良しとされていないというような旨を記載くださっているので安心。

さて、ハタヨガというと身体を動かしてポーズ(アーサナ)をとることと現代では理解されていますが(厳密にはこれだけでなく、ポーズが目的でなく手段のひとつです)、その重要なポーズの数はいくつだと思いますか??めちゃくちゃたくさんあるように思えるのですが、主なポーズ(体位)の種類は84と計算されています。

アーサナ
プラーナーヤーマー
ムドラー

について順に語られた後、最後にラージャ・ヨーガについて語られています。

4.79
ラージャ・ヨーガを知らないで、もっぱらハタ・ヨーガだけを行ずる人たちのことを、われは、努力の効果を逸した人たちだというのである。

このハタヨーガの経典だけを行ずるのではないということですね。「これが最も優れている!他は違う!」と精神的な近眼にならないということがいかに重要かということだと思います。はい。

そのほかにも興味深い節がたくさんありますので、ぜひ読んでみてください。いやー衝撃でした…

佐保田先生の解説で時折見せる読み手に対するやさしさにグッときます。

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【本のこと】春を背負って/笹本稜平

相変わらず山の本を読んでしまいます。こんにちは!UjiYogaHouseの人Sachikoです。

『春を背負って』笹本稜平

先端技術者としての仕事に挫折した長嶺亨は、山小屋を営む父の訃報に接し、脱サラをして後を継ぐことを決意する。そんな亨の小屋を訪れるのは、ホームレスのゴロさん、自殺願望のOL、妻を亡くした老クライマー……。美しい自然に囲まれたその小屋には、悩める人々を再生する不思議な力があった。心癒される山岳小説の新境地。

山岳小説を連続して読んでいます。

【関連記事】
【本のこと】神々の山嶺/夢枕獏-この山岳小説は面白い!!!
【本のこと】灰色の北壁/真保裕一

【本】凍/沢木耕太郎*山好きな方はぜひ!

今まで読んだ山岳小説とは違い、今回の本は山小屋のお話。

山小屋を経営する主人公の亨と、山小屋を手伝うホームレスのゴロさん。そして山小屋に訪れる人々の人生模様。

山に登るということをメインに描かれているわけではなく、山を通して出会う人たちとの交流から生まれる物語がメインです。

山小屋の人たちはきっとこういう想いなんだろうなぁ…と思いながら読んでました。難しいお話ではないのであっという間に読めましたよ。

 

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私はガッツリ山岳小説の方が好みですが、ライトに読みたい方や日本の山や山小屋が好きな方におススメです。

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【本のこと】灰色の北壁/真保裕一

気に入ったら、そればっかり。バカのひとつおぼえ?!こんにちは!UjiYogaHouseのSachikoです。

先日山岳小説のことを熱弁しました。
【関連記事】
【本のこと】神々の山嶺/夢枕獏-この山岳小説は面白い!!!

「山岳小説ってやっぱり面白いやんかー!!!」となった私はやっぱり山岳小説読んでます。

『灰色の北壁』真保裕一

世界のクライマーから「ホワイト・タワー」と呼ばれ、恐れられた山がある。死と背中合わせの北壁を、たった一人で制覇した天才クライマー。その偉業に疑惑を投じる、一遍のノンフィクションに封印された真実とは……。
表題作の他に「黒部の羆」「雪の慰霊碑」を収録。新田次郎文学賞を受賞した山岳ミステリー集。

100ページほどの話が3話。どれも気負いなく読めます。

表題作の「灰色の北壁」は謎が明らかになってくるとスッキリすると同時に、人間の心に巣食う嫉妬やどうしようもない過去への後悔が表現されて切なくなりました。

お気に入りは「灰色の北壁」⇒「黒部の羆」⇒「雪の慰霊碑」の順。

前回に読んだ「神々の山嶺」が長編で読み応えがあったので少し物足りない気もしますが、短時間に読めるのですき間時間におススメです。

【こちらもおススメ】
【本】凍/沢木耕太郎*山好きな方はぜひ!

しかし、山岳小説にはロマンがあるなぁ


ますます、サガルマータ(エベレスト)を肉眼でみたくなってきたぞ!!

※写真はヒマラヤ山脈。エベレストではありません

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【本のこと】神々の山嶺/夢枕獏-この山岳小説は面白い!!!

山をみるだけでニンマリ。こんにちは!UjiYogaHouseの人Sachikoです。


↑やばいーーー!!!カッコイイ!!ネパールナガルコットから見たヒマラヤ山脈

ゴールデンウィークにタイを旅行したときに読んだ本のご紹介

『神々の山嶺』夢枕獏

すんごい有名ですよね?漫画にもなってるし、映画にもなってる。

でも今まで手が出なかったんです…なぜなら…

ちょい分厚い。そして上下巻。

この本に向き合える時間を取れるのかどうかがわからずに、ここまで(どこまで?)きたのです。

しかーし。旅の醍醐味はたっぷりの時間。ならば読書!ってことでよみましたよ。

※もうそろそろkindleにせな移動のとき重いよね。(しかし紙をめくる感覚がないと寂しい)

書き終わって、体内に残っているいるものは、もう、ない。
全部、書いた。
全部、吐き出した。
力およばずといったところも、ない。全てに力がおよんでいる。
<中略>
直球。力いっぱい根限りのストレート。
もう、山の話は、二度と書けないだろう。
これが、最初で最後だ。
それだけのものを書いてしまったのである。
これだけの山岳小説は、もう、おそらく出ないであろう。
それに、誰でも書けるというものではない。
どうだ、まいったか。

1997年4月某日小田原にて

……………

………まいりました!!!

カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は古いコダックを手に入れる。そのカメラはジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうか、という登攀史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。
カメラの過去を追って、深町はその男と邂逅する。羽生丈二。伝説の孤高の単独登攀者。羽生がカトマンドゥで目指すものは?

この小説はフィクションですが至る所に実話がちりばめられていて、登山界の謎に迫る非常にワクワクする作品です。

伝説の孤高の単独登攀者・羽生丈二は「森田勝」、登場人物の長谷常雄は「長谷川恒夫」がモデルになっていると言われています。

実際の森田勝と長谷川恒夫のエピソードをみればまさしく小説とリンクしています。

そして、エヴェレスト初登頂は誰だったのか???という最大の謎に迫っているのが実に面白い。

エヴェレストの初登頂は1953年とされていますが、それより30年近く前にイギリスの登山家ジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンが、既にエヴェレストを登頂している可能性があるといわれています。

2人は頂上にアタック後、帰らぬ人になりましたが、それがいったい登頂前だったのか?登頂後だったのか?謎は深まるばかり…

しかーし、神々の山嶺が発売され文庫本になろうというそのとき…1999年にマロリーの遺体が頂上近くで発見されたのです。そこにあった遺留品の中には携帯していたはずのカメラ(小説の中にも出てくる)がなかったのです。登頂していたのなら、きっと写真はとっているはず。しかし…カメラはない…登頂したのかどうかは未だわかっていないのです。(実話)

というわけで、小説が発表された後にマロリーの遺体がみつかったのため、文庫本の結末は当初のものから必要最小限書きかえられています。

いやー、ロマンですね。

↑ネパール・カトマンドゥ・タメル

上下巻とも引き込まれるように読んでしまい、読了後は寂しささえ覚えてました。

もっともっと、羽生丈二の挑戦をみていたかった…

さて、山岳小説と言えばノンフィクションの「凍」を以前おススメしました。

【関連記事】
【本】凍/沢木耕太郎*山好きな方はぜひ!

「凍」に加えて、「神々の山嶺」もとっておススメです!(今更感が否めないですが…笑)

↑ネパールサランコットから見たマチャプチュレ。

次はエベレスト(ネパール名サガルマータ:大空の頭)を肉眼で見てみたい。そして「ビガールサーーーーーン!(羽生の別名)」と叫びたい。

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