9年ぶりに一人旅をした効能

2025年5月。9年ぶりに海外一人旅をしました。タイの北部、チェンマイとチェンライに12日間。

きっかけは夫に勧められたからで、自発的なものではありませでした。
特にこれといった目的もないけれど、行ってみる。行ってみて海外に興味が湧かなければ次はもう行かない。

タイっぽい写真

十分に前向きな気持ちでなかったからか、実際に現地にいても特に旅の前半は旅の感覚が戻らず、思うようにいかないことが多くシクシク泣きながら歩いたり、早く家に帰りたいと思っていました。

特にトラブルにあい、タイの人の助けを借りて解決したときは怖さと驚きと安堵の気持ちがごちゃ混ぜになりエーーーーーーンと漫画のように泣きました。思うようにコミュニケーションが取れないこと、いつもの心地よい家でないことにストレスを感じていました。

宿に猫がいると最高!猫はいつだってかわいい

調子がでてきたのは旅の終盤9日目くらい。あと数日で帰国するって時でした。まぁ久しぶりだからしょうがない。

旅で何をしていたのかと聞かれれば「何もしていません」と答えるしかないくらい日常でした。

散歩する、食べる、動物を見かけたら愛でる、たまに買い物、部屋で動画を見る。夜になったら寝る。

タイマッサージもこれといった話題になるような観光もしていません。
強いて言えば、バイクをレンタルしてミャンマーとの国境まで行ってきたこと。日本でバイクの免許を取ったかいがありました。

タイとミャンマーを繋ぐ橋。政治情勢が不安定でミャンマーに入国できず

タイから離れたくなくて「帰りたくない!」なんて思うことなく、帰国。

また行きたい?と聞かれたら「どちらでも」

やっぱり家が最高!家落ち着くーーーー!自分でつくるごはん大好き!の自宅大好きな私です

しかしながら、今回の旅はじんわり効いてきます。

いつもと違う環境に身を置くことで、自分が何が好きで心地よいと思うのかが明確になってきました。
自宅が好きな理由。時間を費やせること。何をしているときに楽しいと感じるのか。

フルーツをたくさん食べたい!って昔言っていたのを思い出していろんなフルーツを食べました

私はこまめに移動するのではなく、自分が落ち着く拠点があることに安心感を覚えるということ。
自分の味でご飯を食べるのが好きだということ。
動物が好きでボーっと見ていられること。
日本で食べられないフルーツを食べることに喜びを覚えること。
旅でも日常でもおいしいものを集めるのが好きだということ。
リユース品から好みの物を見つけるのが好きだということ。

私は予測誤差が大きくなることを嫌うということ。
でも予測誤差を楽しめるようになりたいとも思っていること。


言葉が通じて、コミュニケーションが取れることがどれだけの安心感があるのか。

やっぱり夫と愛猫が大好きだということ。

チェンライの青いお寺

帰国後にじんわりと身体の中に広がるタイでの出来事によって、自分の特性が見えてきて今現在の私の輪郭をはっきりとさせてくれました。

あくまでも今の私

一人旅の効能とか言ってますが、安心できる領域(コンフォートゾーン)から一歩踏み出し、新しい経験やスキルを習得することで成長できるよーってよく言われているあれです。

北タイはコーヒーの産地。とっても美味しい

自分が動けば世界が応えてくれる
同じ行動ばかりでは大きく違う結果は得られない

そんな当たり前のことを感じた旅でした

タイでバイクを運転した!片道1時間半の運転や、スコールでずぶ濡れになったのも良い経験
振動がすごくてスマホのカメラが壊れました。(日本帰ってきたら治った)

タイでバイクを運転するという経験を積んだことで、渋っていた国内ツーリング旅がいけそうな気がしてきました。

まずは九州。そしていつかは北海道へ。

踏み出してみると世界が変わりますね。

一人旅おすすめです。

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