私のこと

腹腔鏡で手術を受けてきた話

女性特有の良性疾患で手術をうけました。腹腔鏡で手術を受け、術後1日目には自力でトイレに行けるようになるなんて…医学のすばらしさを痛感しています。アリガタイ!

退院してからはリハビリがてら散歩をしつつゆっくりと過ごしています。

良性疾患の場合、手術するもしないも私自身にかかっています。
手術を勧められてから実際に手術するまで1年かかりました。術後だからこそいえるのは「もっと早く手術したらよかった!」ということ。

不快な症状は何年続いたのかわかりません。
その症状のうちどうしても取りたいものがあって、薬を飲み始めたのは昨年の12月。薬の副作用が出始めたのが今年の1月。それから手術まで10か月。
手術までの期間の3分の2が生理のような不正出血。たまに大量出血。痛み止めを飲む毎日。

不正出血が普通の人よりも長く続くことは説明をうけていましたし、とりたかった症状はなくなっていたので「これを我慢したらなんとかなる」と思っていました。(先生は「それはしんどいやろ」と気遣ってくださっていました)

飲んでいる薬を止めれば副作用も止まるけど改善されていた症状も出てしまう。もうすぐ良くなるはず、もう止まるはずだって毎日すごしていました。

人間、辛い症状でも毎日とか毎月とかあるとそれが当たり前になってきて、冷静に考えると異常な状態であることに関わらず「大丈夫!」って思えるようになるものです。コワーーーーー

不快な症状がある人は客観的に自分の体調を観察し、「それが当たり前ではない」のであれば我慢せずに解決策を探してもらいたいです。

入院手術の所感

①医療従事者の皆様、神
②術後のしんどさや辛さは人と病院の対応や薬剤との相性もあるため他人の経験談は「へー」ぐらいに思っておいた方が良い
③痛みがあれば自分でスイッチを押して追加できる痛み止めはむやみに押すべきではない
(痛くないのに押してた。副作用の吐き気がしんどかった)
④「嘔気(おうき)止めを点滴に入れます」って言われてからキングダムの王毅(おうき)が頭の中で笑ってた。ココココココココ
⑤My枕を持っていったらよかった
⑥手術室に入る前の通路が想像より雑多
⑦精神的にショックを受けていたみたい(退院して気づく)
⑧新生児かわいい(産婦人科病棟なのでたまに会える)
⑨浣腸は我慢できない(どうしたら5分我慢できるのか不明)
⑩全身麻酔は熟睡と同じ感覚

ハイライト
手術台の上に横たわり管や機器をつけられ、いよいよ手術というときに泣く

不安というよりも今までの辛い症状から解放されるかと思うと自然と涙がでてきた