難しそうな話をオモシロ可笑しく話せる力を身に着けたい。こんにちは!UjiYogaHouseの人Sachikoです。
さて、今日はヨガの経典のお話し。難しくないよ。楽しいよ。
↑これくらいリラックスしてお読みください
『バガヴァッド・ギーター』は現代でも多くの人が生き方の支えにしている有名な経典の1つ。マハーバーラタというインドの一大叙事詩の一部です。
ティーチャートレーニングコースではこのギーターについて教わるクラスがあります。講義を受ける前に一度自分で読んでみたのですが(もちろん日本語)、最初は理解しながら読むのに必死でなかなか読み進められなかった記憶があります。
いまとなっては何度も読み返すほどとっても大好きな物語です。
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■バガヴァッド・ギーターって?
バガヴァッド・ギーター(サンスクリット語: श्रीमद्भगवद्गीता、 Śrīmadbhagavadgītā、 発音 [ˈbʱəɡəʋəd̪ ɡiːˈt̪aː] ( 聞く))は700行(シュローカ)の韻文詩からなるヒンドゥー教の聖典のひとつである。ヒンドゥーの叙事詩マハーバーラタにその一部として収められており、単純にギーターと省略されることもある。ギーターとはサンスクリットで詩を意味し、バガヴァンの詩、すなわち「神の詩」と訳すことができる。
バガヴァッド・ギーターはパーンダヴァ軍の王子アルジュナと、彼の導き手であり御者を務めているクリシュナとの間に織り成される二人の対話という形をとっている。兄弟、親族を二分したパーンダヴァ軍とカウラヴァ軍のダルマ・ユッダ(Dharma-yuddha、同義的に正当化される戦争)に直面したアルジュナは、クリシュナから「躊躇いを捨てクシャトリヤとしての義務を遂行し殺せ」と強く勧められる。このクリシュナの主張する戦士としての行動規範の中には、「解脱(mokṣa)に対する様々な心構えと、それに至るための手段との間の対話」が織り込まれている。
<Wikipediaより>
ざっくりいうと…
という話です。(ざっくりすぎ)
■なんで戦わないといけなくなったのか
物語はまさに戦いが始まろうとしているところなのですが、その前段階の戦うことになった理由…そしてもっとさかのぼって出生の経緯とかまで知るとオモシロイのです。
「なんでやねん!!」
ってつっこみたくなるのですが、そこは神話。日本の神様達の神話もつっこみどころ満載ですもんね。世界共通。
で、なんで戦わないといけなくなったのかはまたの機会にね。(←言わんのかいっ!!)
■肉親どうしの戦いは私たちの中に常にある
物語の骨格となる「肉親どうしの戦い」は、決して物語の中のものだけではありません。
私たちは心の中に妬み、怒りなどといった「ネガティブな傾向」と愛、慈悲深さといった「ポジティブな傾向」の二つを持っています。
この「ネガティブな傾向」と「ポジティブな傾向」が心の中で攻めぎあう…
例えば…
朝早起きして、ヨガの時間をとろうと決めました。起床の時間になるとネガティブな傾向は「布団の中は温かくて気持ちがいいからこのまま寝ていよう」。ポジティブな傾向は「今の喜びよりも先のことを考えるとヨガをやることは体にも心にもいいから起きよう!」。
この2つの気持ちがせめぎあって…戦いが起こっています。アニメでいうと耳元に「悪魔」と「天使」がささやいている状態ですね。
このように私たちの中は常に「肉親の戦い」が起こっているのです。
■ギーターに書かれている戦場は私たちの心の中
ギーターに書かれていることは遠い昔に起こった話というよりも、今まさに私たちの心の中で起こっていること。
だから、この本を読むことで私たちは自分の心の中で起こっている葛藤や、苦悩がどうして起こるのかそしてそれにどのように対処していくのかを知ることができるのです。
■日本語訳の本はいろいろあります
バガヴァッドギーターを読んでみたいと本を探してもらうといろんな方の訳本が出ています。
どんなのがあるのか次回ご紹介しますね!
※経典って難しいそうって敬遠しがちだけれど、みんなが読みたいと思うように少し解説していきたいと思っております。
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