ヘッドスタンドは心と身体の準備ができたらできますよ。という話の続きです。
・ヘッドスタンドの練習方法を分解して考えてみる①<心の準備編>
・ヘッドスタンド(頭立ち)が簡単な理由
どのアーサナ(ポーズ)も心と身体の準備ができたらできるようになんですけれど、ヘッドスタンドはそれがわかりやすい。
■肘が浮きそうになる。腰が反ってくる人。<腕・胸の柔軟性>
ヘッドスタンドをひっくり返してみてみると、こんな感じ。
立っているとしたらみなさんこのポーズできますか??
こんな感じかしら。
こうやって丸まってしまって肘が浮いてきてしまう場合。
で、その柔軟性を補おうとして代償動作として腰が反る。
お腹の力が抜けて、腰が反ってしまうこともあるのだけれど柔軟性を補おうとしての代償動作であることも考えられます。
■腕・胸・背中の柔軟性の準備をする
四つん這いの状態でヘッドスタンドと同じように肩幅に肘を置いて、手を前で組む。
そこからお尻を高く上へ。お尻はかかとの方向に近づくようなイメージ。太ももの裏が辛い人は膝を曲げてもOK。(腕や胸の方に重点をおくのであれば)
頭を腕の中にいれるように、腕・胸・背中を伸ばしていきましょう。
■ヘッドスタンドで足が浮く前に肘が浮く。
全然怖くないんだけど…
↑ひ、肘がういてくるんですけれど…
のパターンは先述した腕・胸・背中の柔軟性の問題であるケースもありますが、お尻や太もも裏の柔軟性不足も考えられます。
そう!前屈です。お尻・太もも裏の柔軟性が足りない場合、背中・腰を丸めて前に倒れようとします。それと同じ状況がここでも起こります。あと膝曲げると前に倒れやすいね。
■お尻・太もも裏の柔軟性の準備をする
座った前屈のポーズ。
なのですが…前述したように前に倒れることを目標にしてしまうと背中や腰を丸めてしまう可能性が高くなります。お尻や太もも裏をしっかり伸ばそうとするときは、膝を曲げた状態でお腹と太ももをひっつけてそこから膝をのばしていくようにしましょう。
お尻は後ろに背骨は前に向かっていきます。
▼▼説明している動画はこちら▼▼
・【ヨガ動画】YogaForRunning②背面を伸ばすポーズ<ランナーのためのヨガ>
■それでもちょっとしたコツで変わることもある
ちょっとしたコツ…それはつま先!!!!
お尻が高くあがり頭の上にお尻が近づいています。
ここまであげる!
つま先!ツマサキ!TSU・MA・SA・KI!!!!
ってくらいつま先です。それがポイント。
■結局は焦らず練習すること
①の締めと同じことになりますが、柔軟性の準備も1回やってすぐにできるわけではありません。
ここの柔軟性がポイントなのか…と知っていることで練習しやすくなる方はぜひ参考にしてみてください。
■ヘッドスタンドの練習を避けた方が良い方
高血圧・緑内障、網膜剥離などの目の手術の直後・首のケガ直後・首に負担をかけてはいけない疾患・ひどい鼻づまり・頭痛・喘息発作中
私はやってもいいのかな?と迷ったらお医者さんに確認をしてください。
※初めて練習をする人は、指導の元でおこなってください。
健康になるためにヨーガをやっているのに、無理をして身体を痛めては本末転倒ですからね!
※2回で終わるつもりがまたまた長くなったので3回目まで続きます…
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・ヘッドスタンドの練習方法を分解して考えてみる③<身体の準備編筋力>
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