ヨーガをしていてもときには心が乱れるときがあります。そりゃ聖人君子じゃありませんから「もーーー。勘弁してよー」って踏んだり蹴ったりだなって感じる時もあります。
ヨーガをしていると身体が変わることはもちろんですが、過ぎていく「今」という時間、刹那に変わり行く事柄に柔軟に対応できるようになってきていると感じています。
UjiYogaHouse でお伝えしているシヴァナンダヨーガの先生、スワミシヴァナンダジの言葉
「Bear insult bear injury highest Yoga 」
酷い目に耐えること、侮辱に耐えることが最上のヨーガである
「どMになれ!」「とにかく耐えろ!」と言ってるわけではなくその状況に置かれても、状況や自分の感情に自分を同一視するのではなく本質を見失わないということ。
ヨーガの勉強を始めたときは正直いってわけのわからないことがたくさんあります。勉強や練習を続けていくと腑に落ちる瞬間があります。それはマットの上でアーサナをとっているときのこともあるし、マットの外で過ごしているときだったりもします。
先述の「酷い目に耐えること、侮辱に耐えることが最上のヨーガである」もはっきり言って「ふーーーん」ぐらいでした。最初。
でも今は本当にそう思います。
ぶっちゃけますと今まさに「add insult to injury」「泣きっ面にハチ。踏んだり蹴ったり」だったりするんですけど(ダハハー笑)良い勉強の機会だと思えます。悲しくなったり、怒りが湧いたり、ムカついたり…そんな感情が出てきても抑えるわけではなく感情と私を同一視せずに、どうしてそう感じているのかヨーガで習った思考の回路、感情の決定回路をゆっくり観察したりしています。
「悲しい」という感情が湧いてきても「私=悲しい」じゃない。それが同一視しないということ。
変わるものに本質はない。感情は変わる。だからね、感情は私ではない。わかってはいるけれど起こる出来事に反射的に反応する心(感情)をあやつるのは難しい。心に操られるのではなく、どんな困難な状況にあっても世界の美しさを忘れることなく在りたい。言葉にすると簡単だけどとても奥深い。
Bear insult bear injury highest yoga.
Bear insult bear injury highest sadhana.
いろんなことがあって、そのすべてがこの世界の美しさを教えてくれているのだと思います。はい。
風に吹かれ、土の感触や緑の匂いを味わう。良い景色の中でご飯食べるのって幸せだね。
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