大好きで尊敬している女性であり大切なお友達が母になりました。元気な男の子のお母さんです。
いや、彼女はもっと前から母でした。彼女のお腹に子が宿る前から母だったと思います。
私が彼女と出会ったのはタイのチェンマイでした。そこで彼女とすごした10日間は今でもぎゅーっと抱きしめたくなるくらい、愛おしくカラフルな毎日でした。
日本を離れアメリカで住む彼女のブログ。彼女の綴る言葉が大好きでよくよくチェックして読んでました。そこにはまさに私にあてて書かれたかのような(書かれてないんだけど)言葉が並び、何度となく心救われました。
まだお腹に宿る前に書いた子供たちへの言葉からは、子供たちを見つめる愛あふれる母の眼差しが浮かびます。
彼女が子供たちにあてた言葉を記したブログの一節。あまりにも素敵だから引用させてね。
***ここから引用***
◎「絶望と奇跡」
人生が期待通りにいかなくなった時、目の前に希望の光が見えなくなって、悲しみの波が押し寄せてくることを、人は絶望と呼びます。多くの場合、突然にやってくるのが絶望の特徴です。これから先、あなたに絶望が訪れたのなら、無理に前向きにならず、まずは自分の心と体で、しっかり悲しみを味わうとよいでしょう。やがて、あなたの心に絶望をもたらした正体が見えるはずです。「どうして私は悲しいか。」・・・絶望から目をそらさず、その真の答えを見つけた人にだけ訪れるとても素敵な出来事を、人は奇跡と呼びます。
実のところ、この世の全ては奇跡です。あなたこそが奇跡で、あなたにはいつも奇跡が訪れています。しかしあなたの奇跡箱がパンパンでは、新たな奇跡が入るスペースがありません。だから神様は時々、奇跡箱を整理するために、絶望というチャンスをプレゼントしてくれるのです。絶望は、奇跡のために存在するのだと私は思います。
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失敗してもそこから学べばいい。「やっても意味ない」「どうせ無理」「今さらやっても」…そんな言葉は相手の可能性に蓋をしてしまう言葉だと思います。きっとやったことのない人がいう言葉。絶望の先にも奇跡はあるのだから。
彼女の出産の報告を聞いて胸が熱くなり、生命の誕生というのはなんて神秘的で幸せなことなのだろうと改めて感動しました。
産まれてきたすべての子たちがこの世界の楽しさやおもしろさを、そして美しさを存分に味わえますようにと願わずにはいられません。
ね、感じてみて。この世界は愛で溢れているんだよ。
京都宇治の小さなヨガの家UjiYogaHouse Sachiko