宇治のこと

平飼いたまごのプリン

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この度、京都府山城広域振興局認定の「京都やましろグルメライター」に就任いたしました。9月-11月までの3ヵ月間京都やましろエリア(担当は宇治と井手町です)のグルメをご紹介します。

宇治橋通商店街にある大阪屋マーケット。その一画にオープンした「ただなり 宇治プリン」

こちらは宇治にある平飼いの養鶏場「WABISUKE」さんのお店。美味しい卵を使ったプリンが味わえます(もちろん直送の卵もありますよ)

飼育方法で卵を選ぶということ

鶏ってどんな風に飼育されているかご存じですか?ケージ(小さなカゴ)に入って育てられている鶏達がほとんどです。

それとは対照的にWABISUKEさんでは24時間好きな時に砂浴びをし、水や食事をとれるという鶏の自由が約束されている平飼いです。

人間だってガチガチに縛られた中では力が発揮できず窮屈なように、動物たちだってのびのびと暮らせた方が幸せです。

ストレスの少ない中で育てられた鶏からいただく卵。どんな味か興味深くありませんか?
大規模なケージ飼育が悪いとがそういうこといいたいのではありません。実際需要と供給のバランス、消費者の立場から購入価格を考えると大規模な養鶏場を私には否定できません。でも、鶏と人間の両方の幸せを考えたら平飼い飼育という選択肢もあっていいんじゃないかと思います。

せっかくだから卵も食べてみた

プリンにつかわれている卵を購入。卵を味わうにはやっぱり卵かけごはんでしょ!
鶏の食べる餌によって黄身の香りや濃さ、味が違うそうです。餌にもこだわられているんですね。

食べてみた感想は卵がしかっりとご飯に絡みつく。白身と黄身も上手く混ざってくれる。臭みがない。黄身の味が濃厚!……美味しい!!!
正直なところ毎日の食卓に気兼ねなく使える値段ではないけれど、飼育方法や餌へのこだわり、味を考えると納得のお値段です。

肝心のプリン

卵について熱く語りましたが、ただなりさんはプリンのお店。
2種類の卵から2種類のプリン(硬さのバリエーションを入れると計4種類)
写真を見てもらうとわかるようにプリンの色が違います。
卵の味を楽しむためにソースはかかっていません。(別売りのソースをかけることもできます)


2つを食べ比べてみると卵の味の違いがプリンにも表れています。
シンプルイズザベスト!!甘すぎないところが私好み。卵を楽しむプリンです。
甘党の方はソースをかけるといいかもしれませんね。
卵好きのみなさんにおススメしたいお店です


<商品情報>
○あさりし (420円/税込)
あじわい「あっさり」の定番プリン。植物性100%飼料を食べて育った鶏から産まれた、あっさりしたナチュラルな卵から作られたプリン

●こてりし (420円/税込)
味、色の濃さ、香りの高いプリン。オキアミ配合の香りの高い飼料を食べて育った鶏から産まれた、卵黄の色、味の濃い卵から作られたプリン
< 原材料>鶏卵(京都府宇治産)、生乳(京都府産)、砂糖
※どちらのプリンも通常の硬さとやらかいものと2種類あります

◎やどりぎ 濃厚 絡み王(6個入/470円 税込)
オキアミ配合の飼料をたべて育った鶏から産まれた、味、色、香りの高いたまご。「こてりし」の卵はこちら。

↓卵はこちらの種類もあります↓
※やどりぎ プレーンのたまご(6個入/360円 税込)
飼料の60%を占める穀物は遺伝子非組み換え。匂いの元となるたんぱく質を取り除いた植物性100%の飼料のたまご。

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店舗情報
「ただなり 宇治プリン」
養鶏場産直プリン専門店
住所:京都府宇治市宇治妙楽43 大阪屋マーケット内
営業時間:平日 11:00〜17:00 土日祝日 11:00〜18:00(なくなり次第終了)

https://instagram.com/tadanari_uji