意識高い系の粗い系。ヨガでケガしやすい「意識粗い系」って?

「意識高い系」って言葉はいつから使われるようになったのでしょうね?少なくとも私の若かりし頃にはなかった言葉です。

■意識高い系ってなに?

「意識高い系」という言葉は元々ネットのスラング(俗語)だったそうです。

自分を過剰に演出(いわゆる「大言壮語」)するが中身が伴っていない若手、前向き過ぎて空回りしている若者、インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人などを意味する俗称である。

この言葉を広めた常見陽平さんは、『本来は「口先だけで中身が伴っていない」という人を揶揄する言葉であり、前向きに取り組んでいる人に対して使われるのは本意ではない』とのこと。

だから「〇〇子、ヨガやってるの?それって意識高い系じゃ~~~ん」っていうのは本来は誉め言葉ではありません。お気をつけください。(ギャルっぽく言うてみたけど、〇〇子って時点で時代を感じるな)

とはいえ、みなさんが「意識が高い系」と使うときには「意識が高い」「系列」にある。という意味合いで使うことが多いのではないでしょうか?『ある事柄に対して強く意識している。気にかけている。気を付けている。』+『人』って意味で「意識高い系」。そんなイメージでしょうか。

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↑Sachiko的、意識高い系写真。理由はお洒落カフェでスムージー飲んでいるから(ラオスにて)。とはいえ、すっぴんで毎日のように同じ服着てたから全然意識高くない…

■意識が粗い/細かいということ

『意識高い系』の元来の言葉の意味で使われる人は『意識粗い系』の人だと私は思います。

意識が粗いということいついて考えてみましょう。「粗い」と聞いて何を思い浮かべますか?「粗挽き胡椒」「目の粗いセーター」「肌のキメが粗い」…粗いって言葉は粗雑とか、粗大、大雑把なことを指します。

例えば「粗挽き胡椒」。粗く挽いた胡椒は1粒でも「胡椒っ!!!!」ってわかるくらい見えますよね。粗大です。でも、どんどん、どんどん、細かく粉砕していったらどうでしょうか?「胡…椒……」くらいになって「こ……しょ…………………う…………」になって………最終的には見えなくなってしまいます。(すんごい精密な胡椒挽きがあったとしてね)

見えなくなっても「胡椒」はあるんです。それでもそこに胡椒を感じる。

これが、「粗い」から「細かい」のイメージ。

元来の意味で使われる『意識高い系』は、自分の頭で考えることをせず情報や流行りに流される。その物事に対して繊細に細かいところまで意識しているわけではない『意識粗い系』。

で、みんなが良い意味の『意識が高い』+『人』って使うときの『意識高い系』は『意識細かい系』も含まれてるんだと私は考えます。

■ヨガの『意識高い』+『意識粗い』

ここからヨガ(ヨーガ)の話です。

日本のヨガビジネス業界においては良い意味で『意識高い』のだけれど『意識が粗い』人も多いんじゃないのかな。

ヨガの勉強の中では私たちは「3つの身体(シャリーラ)」「5つの領域(コーシャ)」があると習います。とは言っても、人間が身体を3つ持っているわけでも、5つの別々の領域があるわけでもなく全部同じところにあるんです。お間違えなく。

「粗い」といのはより具体的なもの。触れたり、確かにあるとわかる物質的なもの。先の例で言うと粗挽き胡椒みたいなもの。人間でいうと肉体です。

そしてそれが細かくなっていくと「かすか」になってくる。精妙。捉えられるか捉えられないか微妙なエリア。市販の白コショウくらいのレベル。←胡椒の例えがより混乱を招いている恐れがあるな…
ここは消化・呼吸といった身体の機能だったり、記憶・考え・知覚器官などが当てはまります。

さらに細かくなると、もっともっと「かすか」で言葉で表すのは難しくなってくるのです。

ヨガクラス中(いや、クラスに限ったことじゃないけど)に『意識が粗い』というのは『身体』だけに注目しているということ。『意識が細かい』というのは「かすかな」領域にまで意識を向けているということ。頭の中が煩雑だと「かすかな」領域にまで意識をむけられなくなります。だからこそまわりじゃなくて、自分の内側に集中する。

ヨガをやっていて『意識が粗い』っていうのは頭の中が煩雑かつより粗大がモノ「身体」にのみ焦点を当てているということ。

「身体」だけでいいんですっていう人の考え方は否定しませんよ!筋肉の微細な動きや呼吸に意識を置いているということは『意識は細かい』ってことですからね。

■ヨガで『意識が粗い』とケガしやすくなる

今年の初夏。何を思ったのか、「身体を変えてやるぜっ!!」とYouTubeを見ながら毎日のようにハード目(普段自分が練習しているヨガよりたくさん動く)なヨガをやっていた時期があります。

YouTubeとか動画って、見ている間にポーズが次々変わったりするからチラチラ見て集中できないんですよね、私。しかも英語のやつでやるから余計に。

その当時の私はなぜか「ポーズができることが良いのだ!」と、必死にポーズに食らいつく。なぜなら身体を変えたかったら。学んでいるシヴァナンダヨーガの練習では一切思わないことをこのときばかりは思っていました。『超意識粗い』です。今思えば呼吸も内感覚もすべておきざりにしていました。

で、どうなったか…

10日目くらいで腰痛めました。。。。

そうなるわな。私の先生に言ったら絶対に怒られます。余計なことしちゃったな…暫く痛くて苦しかった。

『意識が粗い』となんて危険なんだ!と身をもって経験してからは余計なことしていません。やっぱり慣れていないヨガは先生に習わないといけません。はい。

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↑腰痛めた後はこのポーズが辛くて、辛くて。。。。まったく後屈できなくなった…(泣)

■ヨガの先生が気を付けるのはもちろん、受ける人も『意識細かく』ね!

ヨガクラスを受けてケガをする原因はいろいろあると思います。ヨガの先生は解剖学的にもエネルギー的にもその人にあったアーサナ(ポーズ)をお伝えすることはもちろんのこと、クラスを受けている個々が『意識を細かく』持っていないといけません。

なぜなら、自分のことは自分が良く知っているから。

どうやって『意識が粗い』ところから『意識が細かい』ところへ持っていくのか、それは先生が良いガイド役にならないといけません。

ただ、ガイドはガイド。頼りすぎちゃいけませんよ。自分で経験してこそヨーガです。

『意識細かく』ヨーガをして、その醍醐味をたんと味わってくださいね!

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