ヘッドスタンドの練習方法を分解して考えてみる①<心の準備編>

ヘッドスタンドの練習方法を検索していてUjiYogaHouseにたどり着く方が多い。

ヘッドスタンド(頭立ち)が簡単な理由

ということで、もう少し詳しく書いてみようと思います。

■ヘッドスタンドは誰にでもできる。焦らず練習すること。
ヘッドスタンドは心と身体の準備ができれば必ずできます。一人でできないのは何かまだ準備ができていないから。だからポーズに固執して無理にやろうと思うわないでください。ケガしてしまいます。誤ってやると、首に負担がかかるので大変危険です。

焦らず練習してください。ヘッドスタンドだけでなく、満遍なく。

焦らず練習するのが一番なんだけど、練習の方法とかコツは、私もかつて調べたことがあります。今回は切り口を変えて(私が今まで見たことがあるサイトとは変えてという意味)心と身体の準備が整っていないとどうなるのか、どのように整えていくのかのヒントを書いてみようと思います。

■心が恐怖・緊張を感じているときに身体におこること

「倒れるのが怖い。できるはずがない。」そんな思いは、身体まで硬くしてしまいます。

人間は様々な反射機能を兼ね備えています。恐怖や危険から身を守るために起こる反射もそうです。

くっきょくはんしゃ【屈曲反射 flexion reflex】

四肢の皮膚,筋肉,関節に強い刺激を加えると,刺激を受けた肢が全体として体幹に向かって折りたたまれて屈曲する。この反射を屈曲反射といい,屈筋反射flexor reflexともいう。釘などを踏んだ足を無意識のうちにもち上げるなどが,その例である。屈曲反射は,肢を引っ込めて有害な刺激から逃避する反射(防御反射)に含まれる。この反射の際に収縮する筋,弛緩する筋を,それぞれ機能的な屈筋,伸筋と呼ぶ。一般に刺激を肢のどの部位に加えても屈曲反射が起こり,その肢の屈筋はすべて興奮(収縮)し,伸筋はすべて抑制される(弛緩する)。

屈筋…関節を曲げる(屈曲)ときに使う筋肉
伸筋…関節を伸ばす(伸展)ときに使う筋肉

「ここでは四肢の皮膚・筋肉・関節に強い刺激を加えると」と書かれていますが、緊張していたり恐怖を覚えたりしたときも人間の身体ってキュっと縮こまりますよね。

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↑こんな感じでキュッと縮こまる。屈筋である大胸筋(胸の筋肉)や胸鎖乳突筋(首の筋肉)が収縮して、背中が丸まって顎をひいていますよ。

「怖い~」って腕を伸ばして胸を広げてちゃんと正面向いて足もしっかり伸ばして…なんて人はお見掛けしたことがありません。かなりオープンな怖がり方。

身体を密着させたいときお化け屋敷でデートするって理にかなってるなぁ…。

■ヘッドスタンドで心の準備ができていないときに起こりがちなこと

ヘッドスタンドの順番は以前もちらっと書きましたね。
ヘッドスタンド(頭立ち)が簡単な理由
※やったことがない人は、必ず先生の指導の元でヘッドスタンドの練習をしてください。

肘は肩幅、指を軽く組んで、三角形の頂点に頭をそっとおきます。そこからおしりをあげて歩いてきた写真がこちら。

dsc06104

本来はこのように胸を開き首も通常位にあるはずですが、恐怖で身体が硬直すると…

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胸が縮こまり、顎も引けてきます。「肘が浮いてくるんですけど…」という状態になります。これは危険です。

■身体の準備は整っているのに心が準備できていないとき

お尻、脚、胸、腕の柔軟性、体幹の筋力がヘッドスタンドをやるうえで十分であるにも関わらず、ヘッドスタンドができない場合は心の準備が整っていないことが考えられます。(自分でわからないときは、準備ができているかどうかは先生にみてもらってくださいね)

過去にそういう方に出会ったことは多々あるのですが、心の準備が整うと一瞬で出来ちゃうんですよね。

心の準備ってどうやって整えるかはその人のタイプによって違うと私は考えています。

①理屈派
頭で考えたら納得する派。やヘッドスタンドの理屈が頭で理解すれば、安全であるとわかる。(私はこれ。でもできるまでにいっぱい転んだ)

②体感派
頭で考えるなんてまったくわからない。こけても、倒れても大丈夫であることを体感してこそ心の準備が整う。

①理屈はの人は当の以前書いた記事やまさにこの記事を読んだりするだけで、心の準備が整う可能性もあります。②の人はそういわれても…って感じですよね。

先生の元ので練習しているときは、先生が危ないときだけ倒れないように壁になってくれたりすることもありますよね。私の行っているシヴァナンダヨーガでは基本的には壁を使ってヘッドスタンドの練習はしません。なぜなら壁がなくなったときに怖くてできないから。せっかく乗り越えたと思ったら、また心の準備が必要。

「ここはひとつころんじゃいましょう!危険を察知したら、自動的に身体は丸くなるから、受け身をとって平気なんですよー」てのが本心なんですが、怖いという方はマットの周りに毛布とかひくと少しは安心するかも。

■結局は地道に練習することで自信が生まれて、心の準備が整う

「自分にはできない」って思っていることが、様々なポーズの練習を通して「できるかもしれない」に変化してきます。

心の準備を整えるのは、ヨーガの練習のひとつですから近道をせずにコツコツ積み重ねるというのが結局のところでしょう。

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心と身体の準備ができれば必ずできますから焦らずにね!!!

※長くなったので、身体の準備の仕方やコツに関しては記事を分けますね。

ヘッドスタンドの練習方法を分解して考えてみる②<身体の準備編柔軟性>
ヘッドスタンドの練習方法を分解して考えてみる③<身体の準備編筋力>

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