ラスト2ページの重み【本】朝の少女*マイケル・ドリス

古本屋さんでなんとなく目に留まった本。

なんとなく目に留まって、なんとなく読んだら最後の2ページが衝撃だった本。

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朝の少女 *マイケル・ドリス/灰谷健次郎(訳)

朝早く、いろんなことで頭をいっぱいにして目を覚ます「朝の少女」と、夜に眠らくなくていい人になったと言う弟の「星の子」が織りなす物語。

この『Morning Girl』(原題)はマイケル・ドリスが書いた初めての子供向けの本で「PUBLISHERS WEEKLY」の92年のベスト50で、子どもの本部門5冊に選ばれるなど高い評価をうけている本だそうです。

ひとつのエピソードは短いのだけれど、自然の中で成長していく2人から感じ取れることがいろいろとある本。

もの音を立てないようにしていれば、ふだんみえないものまでが見えてくる、と父さんはいった。どんなものでも、おまえからかくれたり、おまえが通りすぎるのをじっと待っていたりしない。だからこの世の何に対しても、おまえは礼儀正しくふるまわなくてはならないのだよ。

うむむ…

バカヴァット・ギーター 9章4節

非顕現のわたしのなかに
この全宇宙はひろがっている
全ての存在はわたしのなかにあり
わたしが彼らのなかにあるのではない
(田中嫺玉 訳)

この説に通ずるものがあることばだね。すべてのものの中に神を見る。だからこそ礼儀正しく、敬意を払うのです。

「物音を立てないようにしていれば」という意味が実際に音を立てないということもそうであるし、心の動きがを止めて頭のおしゃべりをさせないともとれる。心の動きが静かになり、物音を立てないようにしていれば、ふだん忙しく動き回っている心では見えないモノが見えてくる。

こんな感じで話の至る所に、大切な教えがちりばめられているのです。

が!!!!

ほのぼのココロ温まる話、それだけでは終わりません。

最後の2ページでより深く深く考えさせらることが…

文明が発達したことによりいま私たちが受けている恩恵。便利さ・安全と引き換えに、危険なモノも手にしている今の現状。何を得るときには何かを失う。一度知ってしまったこの便利さを人間は手放すことはできるのか?どこまでの覚悟をもって主張ができるのか。

そんなことを考えました。

直接的にこんなことが書いてあるわけではないので、ラストの2ページから考えることも人それぞれだと思います。

ぜひ読んでみて「そうきたか!!!!!」と思ってください。

 

 

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