身体は語る<整体楽になる技術>

胸が苦しい、胸をなでおろす、腹が立つ、腹が座る、はらわたが煮えくりたつ………

身体と感情をつなぐ言葉はいろいろあります。実際に「腹が立つー!!」って言ってる人に「どれどれじゃぁ腹を見せてみなさい」とはいいませんよね。身体と感情がつながっているっていうのは昔から知っているんですよね。

 エネルギーが集まる場所が7つあってチャクラと呼ばれています。このチャクラと脊柱の神経支配図を並べてみるとこれまた面白くてリンクしているんですよ。ほんとに。

例えば胸の中心にある「アナーハタ・チャクラ」は感情や情緒の場所。恋をして弾んだり、失恋して痛んだりするところ。「胸がいっぱいで食事も喉を通らないわー」なんていうけれど、胸椎4番の神経支配には食道があるんですよね。この胸のあたりが緊張すると影響があるわけです。

とかなんとか語りだしたらキリがないのですが、いやいやこのリンクは面白い。ヨーガの起源を考えれば当然っちゃ当然なんですがね。

そんなことから感情と背骨の関係に興味があり手にとったのがこちらの本

整体楽になる技術 [ 片山洋次郎 ]

整体楽になる技術 [ 片山洋次郎 ]
価格:820円(税込、送料込)

整体楽になる技術 著:片山洋次郎

残念ながら、私の知りたいことをバッチリ解説してくれている本ではなかったのですが面白い記述をご紹介します。

 深い呼吸とはどういうことか、全ての背骨が骨盤も含めて、呼吸のたびによく動くということである。

なるほど。背骨を含めて身体の内側から柔軟にすることで呼吸が深くなり集中力もます。アシュターンガヨガ=八支則の中でアーサナ⇒プラーナヤーマ(呼吸法)の順になっていることも納得。

この不透明な時代に、生きることを確かにするために、何かをしっかりわかろうとするほど、「からだでわかる」ということは重要だし、そのことを改めて考える意味があるといえるだろう。
今日の身体に対する観方を代表するのは医学的方法である。その場合当然「身体を観る」ということは身体を<外側から>観察するということになる。しかしここでは身体の<内側から>の眼差しと、身体の生きている感覚を重視していきたい。

頭でわかることと、身体でわかることは別のこと。腑に落ちるってこと。(腑ははらわただからここでも身体の表現が出ていることからもわかる。)「知識」と「知恵」は違うんですよ。

私が練習しているsivanandaYogaはアーサナ(ポーズ)のときに目を閉じるのですがこれにも妙に納得。<内側から>の眼差し。そして集中。

身体全体の協調性、共鳴性が高い=機嫌のよい状態とはどいうことか。それは身体にとって、基本的に”快”であり、気持ちいい、ということであるはずである。
(中略)
もっとも、本当に気持ちの良い瞬間には何も意識されない。身体は完全に世界に融解して、意識は消滅している。

身体の各部分を意識して力をいれることができ、意識して力を抜くことができる。自分でコントロールできる。そして身体が機嫌の良い状態を作ることで瞑想の準備を整える。アーサナはそのためのもの。

心がご機嫌でいるためには身体のご機嫌でいないとね。

 

胸と感情と食べることは関連が深い。悲観にくれて食欲がなくなることがある一方、恋愛で感情が高ぶって食べられないということがある。胸椎4番は胸の周辺部の緊張と連動して硬くなる。胸椎4番は食道の動きと関係し、食べて食道が動き始めると、胸椎4番の緊張は緩むのだが、胸椎4番の緊張が強すぎると食べられなくなる。
(中略)
悲しいと涙が出るが、これも胸椎4番とつながっている。実際、胸の緊張を少し緩めると、突然涙が出始めて止まらなくなる人がいる。感動して涙が出る場合もあるし、笑いすぎて涙が出ることもあるが、いずれにしろ感情的興奮を鎮める作用がある。

冒頭に書いたことです。やっぱりそうなんです。
あと音のヨーガキールタンで胸がスッキリするのはこの胸椎4番が緩んでいくらかなのかな。声を出すことは胸椎や頸椎にも関係しているからなー…

身体と感情の関係や、言葉と身体の関係、西洋医学の発展の際にあったものなどなかなか興味深い内容でした。

特に<内側から>観るということに共感。西洋医学的に<外側から>観るのではなく<内側から>観る。
科学の時代にあってもアーユルヴェーダや中国医学が尚も人々の健康を支えているのは身体の<内側から>実感しているからなのでしょうね。

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